お風呂でポッキンしたスーパープレシード02-53の#1番は2万円!と、カーボンの話を少々

※本記事のリンクには広告が含まれています。

フカセ釣り
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

スーパープレシードの1番をお風呂で洗ってる時にポッキンしちゃったら2万円飛んでいきました。

まあ折れたと言っても10cmくらいなので、新しくトップガイド買って付けりゃ済む話だったんですが、ガイド1個減るしまあ…買うか!と思って買ったんですよね。

写真の上が折れたほう、下が新品なんですけど、こうやって見比べてみたら対して変わんね〜です。笑

まあ折れた方も予備として大事にしまっておきます。

ちなみにここから余談でカーボンの話になります。

磯竿の穂先って結構やっちゃう部分だと思うんですが、以前16ベイシス1.5号の穂先が折れたことがあって、それも1番を買って自分で交換したんですよ。

その時に、磯竿の穂先ってどれくらいつええの?と思って先折れした穂先を両手で曲げて折ってみた事があるんですが、結果として、正しく曲げている限りは人間の力では折れませんでした。

マジで両側を手で持って本気で曲げて折ろうとしたんですが、全然折れないんですよ。曲げこんで両手がひっついても折れない。

昔シマノで穂先の巻き込み強度テストみたいな動画が有った気がしたんですが、あれはマジだったんだ…と思いましたね。

シマノの穂先はタフテックという技術が使われていて、正しくカーボンを扱っている限り、どうやって折るんだこれ?くらい最強です。

ベイシスもアートレータも穂先折りましたけど、磯にぶつけたりウキが飛んできて穂先の真芯を捉えて折れたとかが殆どですね。

低号数竿に関してはシマノも知りませんが、まあ穂先に関して私の中で信頼は厚いです。

そしてカーボンの曲がりの限界についての話も少し。

磯竿をルアーマンとか釣り全然しない人に曲げてもらうと、大抵曲がりの1番美味しいところにいくまでに怖がっちゃうんですよね。

折れる折れる!怖い怖い!みたいな。

これも馬鹿みたいな話が1つあるんですけど、以前16ベイシスを買った時に、これどこまで曲げれるんだ?という純粋な疑問が湧いてきたんですね。

なので、1.5号竿にナイロン道糸とハリスを…確か3号通しで結んで、クソデカコブダイを掛けてドラグフルロックで曲げのテストした事がありました。

気持ち的には「折ってやる!」くらいに思ってました。まだ保証書もありましたし。

まあ結局折れなくて、13だったか14だったかのハイパーフォースのフルロックのドラグが滑って出た上に、スプール抑えたりもしたと思うんですけど、結局テトラに擦られて切られた思い出があります。

で!その時の経験って実は、カーボンの竿、ブランクを理解するのにとんでも無く役に立ってるなと今では思ってます。

もしフカセ釣りを初めたばかりの人に何か1つ教えてあげられるなら、自分は高い竿を限界まで曲げさせてあげたいですね。その経験をしておけば、それから先、フカセ釣りをしていく上ですごく財産になるはずだと思っています。

ちなみに16ベイシスって面白い竿で、感覚的な話になるんですけど、95%まで曲げたら一回そこで止まるんですよ。そしてもう限界ー!折れるー!といった所を通り越したら、更に胴が入っていくんです。

曲がりに段階があるのが良いのか悪いのかはさておいて、そういった竿も世の中にはあるので、ホントに折るつもりになって曲げないと、その竿のホントの美味しい部分を知らずに、何年…下手したら何十年も使いこなせないままという事もあります。