仲間が釣ったイスズミを食べてみました。
1月初旬に愛媛県の矢ヶ浜で釣り上げられたイスズミ。
冬は美味しいとの事で貰って食べてみることに。
サイズは50cm弱。
下処理をして水気を切り、一晩冷蔵庫で寝かせました。
三枚におろして、半身は刺身と炙り、残りは焼きで食べてみようと思います。
開いた時にお腹の中を嗅いでみたんですが、若干の磯臭さを感じたものの、よく嗅がないとわからない程度でした。
胃の中は海藻がギッシリ入っていました。
アイゴと同系統の匂いですね。
背側は皮を剥いで刺し身に。
薄っすらと脂が乗っていました。
腹側は炙りで。
引いた皮も炙りました。
湯引いて千切りにしてポン酢が定番ですが、めんどくさかった・・・。
という訳でいただいてみましたが・・・
普通に美味しい。
臭みは皆無といっていいですね。よほど敏感な人なら磯の風味を感じるのかもしれませんが。
んで皮は魚がデカいせいでゴムみたいに硬い。食べられなくはないですけど、ちょっと邪魔ですね。
皮は炙るならカリカリに炙った方がいいですね。
今回結構分厚くカットしたんですが、身が淡白なのでこれくらい分厚い方が旨味を感じられると思います。1日置いた程度なのでまだ旨味成分もそれほどでてませんが。
で、こちらは焼き。
塩を強めに当てて暫く放置してから焼きます。
遠火の弱火・・・とは行きませんが、じっくりと焼きました。
個人的に刺し身より断然焼きが美味しかったですね。
皮と身の間の脂がしっかりと旨いですし、皮の硬さも焼けば気になりません。
まあ特別美味しい魚というわけではありませんが、普通に白身で美味しく料理できる魚!みたいな感じで、もし次釣れたら持ってかえろ~と思いました。