今回はチヌ狙いで福山市の護岸での釣行!
使用タックル
今回は銀狼唯牙の04-53を使用。
低水温低活性で、掛かりが浅い時には竿が強すぎるかな?とも思ったんですが、シモリが牡蠣まみれなので、強引に行くべき所はいかないといけないので、04くらいあればどうにでもなる感じ。
リールは「シマノ 22 BB-X リンカイスペシャル 1700DXXG」を使用。
PE0.8号にリーダーとしてアトミックスライダー磯1.3号を8m程度、FGノットで接続しています。
実釣!
朝ポイントについてみると、潮が全然無いですやん…
ざっくりお昼すぎが満潮なのかな〜くらいで来てみたらこのざま。
車中で2時間くらい小説読みながら待機していました。
9時を過ぎ、余りにも潮が上がってこないので、「足元まで水がないけど、釣れたら浅い所にズリ上げればなんとかなるか!」
と思って釣り始めたら、直ぐに30cm前後が二匹ヒット。
一匹はズリ上げて、高い足場を降りていって無事にゲット。
もう一匹は面倒くさかったので抜き上げようとしたら、牡蠣にハリスが擦れてバラしてしまいました。
牡蠣で擦れたらどんなハリスも持たないですよね。
結局モノフィララインの擦れ強度というものは、コーティングとかの技術が色々あるのかもしれませんが、やっぱり線径が太いのが正義かなって思います。
今回ウキは自作の足長カン付きウキを使用していました。
途中でぶつけて割れちゃったんですけど…それまでは大活躍でした。
水面直下でサスペンドさせながら、水深に対して矢引きくらい浮かせてずっと流していると、ウキがジワジワと沈んでいくアタリが連発。
暫く待ってからしっかりアワセを入れると、喉奥まで針を飲み込んだ状態でチヌが釣れました。
水温の割に活性は悪くないようで、朝はフグに針をとられたりという場面もありました。
そんな時には、大きめの剥き身を付けて流してやるとヒットした一匹も居ましたね。
今回はオキアミや剥き身ばかり活躍して、練りエサでのヒットは一匹だけでした。
サスペンドさせているウキにそのまま練りエサを付けるので、ウキごと沈んでいくんですが、そのままラインでアタリを待っていると、ピクン!とラインが動いたので、瞬間アワセを入れると、上唇の皮ギリギリに掛かって一匹釣れました。
寒の時期なのでやり取りも慎重にやっていたのが功を奏して、今回身切れでのバラしはありませんでした。
しかし慎重にやりすぎて、深場で掛けたのにずっと浮かせず横に走らせていたら、牡蠣で擦れて一匹バラしてしまったりもしました。
満潮前くらいには潮が変わり、一気に魚の活性がなくなりました。
渋くなると、魚が挿し餌に唇で触れるだけの状態になっているかもしれないので、こういうとき私はチヌスペで掛け合わせの釣りに切り替えます。
針は小針を使用。
この掛け合わせの釣りでは針のヒネリは特に要らないかなと思います。グレ針の4号5号がいい感じですね。
ウキに変化があった瞬間に掛けるので、なるべく道糸がキレイに置けるポイントに仕掛けを入れて、キレイに流す事を意識します。アワセたときに道糸が無駄に出ているとロスになるので。
しかし実際に掛けてみると、想定している唇に掛かったのも居ましたが、歯にフックポイントが乗っかってるだけという釣れ方もしました。
しっかり食い込むまで待って深く掛けるのが理想的ですが。寒の時期や渋いときは、唇で啄んでいるだけの時があります。
この状態のチヌのアタリは細めのトップの棒ウキや、潮があまり無いときにラインでアタリを拾うなどしないと見つけられないレベル。
そんな掛け合わせの釣りをしていると、満潮になったのか、潮が止まったのでそのタイミングで納竿としました。
釣果
今回の釣果。
12ヒット10キャッチ2バラシで、10匹中1匹だけ25cmに足りず、9匹の釣果でした。
まだ1月の始めで厳寒期では無いとはいえ、それでも水温が13℃〜14℃の中、よく釣れたなと思います。
結局は釣り方やテクニックやらの前に、場所が物を言うんですよね〜。釣れる場所に釣れる潮で行けば釣れる理論。
寒の時期には稀ですが、チヌが山程溜まっている場所もあるので、そういったポイントを見つけたら10匹とか20匹も釣れるなんてことも、過去にはありました。
寒のチヌ釣りも楽しいですが寒いですので、みなさんも防寒対策をしっかりとして釣行を楽しんでくださいね。