3回ハリスをとばされ・・・6時間45分かけてフカセ釣りでチヌをゲット![しまなみ海道]

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フカセ釣り
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厳しい戦いであった……!!

[釣行データ]
釣行日: 2020年2月16日│場所: 愛媛県大三島(しまなみ海道)│天候: 曇のち雨│
: 小潮│狙い(潮・時間・場所): 小潮なので普段潮が早くて入れないポイント。水深が深いポイント。│水温: –
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最初で最後の1匹まで7時間弱

バッカン周りのセッティングはこんな感じ

バッカン周りのセッティングはこんな感じ

今回は磯に行こうと思っていたので、前日に渡船屋さんに電話したところ「天気も悪いし誰も明日は予約してないよ~」とのこと。

しょうがないのでいつもの大三島へ。

午後からは西南西の風が吹く予報だったので、東北東のポイントを脳内で選出。今回は雨で太陽も出ないと思うので、なるべく水深が深い場所で風裏になるポイントを選んでみました。何度か入ったポイントではあったものの、寒チヌでは初めての場所です。

まあコマセにアミエビも大量に入れたし、底狙ってりゃ食ってくるだろ~と高をくくっていたんですが……

潮が全然動かねぇ……!!

こりゃ湖どころか、ウチの風呂のほうがまだ波が立ってますよ。

困ったことに朝の9時過ぎくらいの下げ止まりから一向に潮が動きません。大きい潮と下げ潮だと動きすぎて困ってしまうポイントなんですが、こうも動かないとなかなか魚も口を使ってくれません。

たまにウマズラがコマセに浮いてきたりするんですが、掛けられたのは2匹だけ。

まあ口を使わないと言っても、朝から定期的にコブダイと思われる魚にハリスを3回ほど飛ばされてはいたんですけどねぇ~。2回目の時はなんとか止めて浮かせている感触があったんですが、結局手前の捨て石の際に潜られてしまい、15分ほど待ってみたんですが出てくる様子がないので引っ張ってハリスを切りました。

しかし2回目の時のヤツはコブダイだったと思うんですが、後半で足元に年無しは確実と思われるチヌが泳いでいたので、止められずに切られた中にはもしかしたら年無しがいたのかも……

大知昭さんが「止められんかった~言うヤツの中には絶対チヌもおるんじゃけぇ!」と去年の大阪フィッシングショーで言われてましたしね~。次はベイシスの1.5でやってみるかな!

6時間45分の価値があるチヌ

6時間45分の価値があるチヌ

午後から風が吹き始めたタイミングで、遠矢ウキの超遠投中のトップが1メモリだけスコン!と入るアタリ。魚の重量感を竿で感じる間もなく、足元の捨て石にガンガンと突っ込んで行きます。竿はアートレータの1号でまあ余裕はあったんですが、これだけ突っ込むのはコブダイの小さいやつに違いない!(この時期グレは端から居ないと思っているので)と思いながら浮かせてみると、なんとチヌだったんですよね~。

コレが釣れるまでは本命坊主も覚悟していたので、やっぱりこの1匹を釣り上げた瞬間の…なんていうか、安心感?みたいな、一気に心に余裕ができる感じがなんとも言えないですよね。この時点で「もう帰ってもいいな!」みたいな気になっちゃいますね~。まあ7時間弱も殆どアタリがなかったらそうなるんです。まじで。

そしてなんで突然釣れたのかな~と思って周囲を見渡してみると、沖のほうの潮が動き始めていたんですよね。やっぱり潮が動くと釣れる!

満潮前の時合きたな!ここでもう何匹か追加したい!と思ったんですが、いきなり風が強くなり始めて軽くなったバッカンも飛ばされそうな勢い……というわけで1匹釣れたしまあいっか~と撤収しました。

安全第一。

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今回のまとめ & 使用したタックル

今回の釣果。ウマヅラ全然キモ無かったー!

今回の釣果。ウマヅラ全然キモ無かったー!

今回は結構苦戦しました。

ちょっとメンタル的な面で弱ってた事もあって(冬の雨はメンタルにも堪える)、仕掛け交換とか場所の移動とかが億劫になっていて出来てなかったですね~。潮が動かない中でもちゃんと丁寧に探ってやれば釣れたのかもしれませんが、今回ちょっと余裕がなかったです(笑

タックルについてなんですが、今回道糸を「シマノ LIMITED PRO PEG5+」の0.6号にしてみました。今まで0.8は使った事はあったんですよね、発売してすぐ使っていたんですが、その時は繊維のほつれ?みたいなのが出来ていて、これがなければ良いラインなのにな~と思っていたんですよね。しかし最近ではこの問題も解消されているという話を聞いたので、今回予備のスプールに0.6号を巻いて使用してみました。色はイエローでラインが細くても結構見えますね。まあ今回はどんよりとした天気で見やすかったというのもありますが。

引っ張り強度的にはもう0.6号といったら余裕ですよね。これはライトゲームとかしている人だったらわかると思うんですが、0.6号の直線の引っ張り強度は結構なものです。ましてや磯竿を使って中ハリス(リーダー)を入れたりしていたらチヌやクチブトならまあ大丈夫でしょう。しかし問題は擦れた時ですよね。これからの時期海藻がめっちゃ生えてくるので藻抜きとかしないといけない局面が多々あると思うんですが、その時にちょっと不安かな~といった感じですね。

さて、次回はどうしましょうかね~。やっぱり渡船で磯に渡りたい欲がまだ沸々と胸中で沸き立っている感じです。でもアジもタコも釣りたいしな~。どうしよ!