とびきりイキったサムネで失礼しました!酔っ払い
今回は福山市の田島にお邪魔して、チヌ狙いのフカセ釣りをしてきました。
時期は厳寒期・・・で、長潮でしょ?潮が動きそうなポイントを何箇所か考えた結果、橋の下ならいいんじゃね?んで長潮の下げだし、田島・横島って下げ釣り場だって聞いたし、ワンちゃんあるかな!って行ってみたんですけど、マジでポコポコ釣れて楽勝ムードでした。(場所がアタリだっただけで私の腕ではございません!!)
・・・途中までは
半遊動沈めで竿2本

さて今回は田島の橋の下の・・・なんか小さい波止です。
桟橋があるところで、桟橋内は立入禁止ですが、突堤の方は大丈夫ですよ~って、地元?のフカセ師さんに教えてもらいました。
私は以前メバリングとタコ釣りで来たことはあったんですが、フカセ釣りは初めてのポイント。
地元のフカセ師さんに話を聞いてみると、投げ釣りの人たちに大人気なスポットで、普段は人が居て入れないポイントなんだとか。ラッキー。

コマセは前回の大三島テトラ釣行の残りを冷凍していた物を使用。
アミエビとオキアミをしこたま入れているので、鬼の高集魚コマセです。
その反面、麦やコーンなどの粒は少なく作っていて、厳寒期仕様にしています。撒いたコマセに粒が多いと、口を使いにくい厳寒期のチヌが挿し餌を拾う確率が下がってしまうという考え方から、厳寒期は粒を少なくしています。

9時前くらいに到着して、水深とか流し方とかを色々試行錯誤して30分くらい。
竿2本まで半遊動でなじませて、そこから更に少しだけ深いブレイクのエッジに仕掛けが差し掛かったところで、竿で調整していた張りを緩めて沈めていく、というスタイルでヒット。

わかりにくい図なんですけど、まあ足元からあんま離さないで食わせただけって話。
右に桟橋があるので、桟橋手前に仕掛けを投入。防波堤の角に仕掛けが来るまでにウキ下約竿2本が馴染むようにガン玉やらで調整。そして角にウキが来たら一旦竿で張ってウキをストップ。多分上潮だけ速い感じだったので、ここでウキを止めて仕掛け先行にさせます。
仕掛けが潮下に馴染んだなと思ったら竿先を緩めてフォール開始。馴染んだらゆっくりと入る程度のガン玉の打ち方にしていたんですが、防波堤の角を過ぎると沖の潮に取られるのか、仕掛けの速度が早くなってウキも入っていく感じでした。いわゆる吸い込まれスポット。
あとはウキの沈み具合が潮によるものなのか、底に仕掛けが引っかかっているのか、はたまた魚なのかを見極めてアワセを入れるタイミングを見計らったり、潮に取られすぎてるなと思えば、一度竿先で仕掛けを引き上げてもう一度落としたり。色々やってました。

1匹目がヒットして何投か無反応が続いたので、仕掛けを調整。
針上40cmくらいにBのガン玉を打って、仕掛けをバシッと立たせる感じに変更。
そして仕掛け変更後の1投目でさっそくヒット。
こうじゃないか?って仕掛け変えてからの1投目で釣れるのって気持ちいいですよね~。

立て続けに三匹目もヒット。
これは少し橋桁側に流していたら、ウキがスンッ!と水中で加速したので、アワセたらこんな掛かり。
まあこれだけ針に肉噛んでれば、強引にやらない限りは身切れしないでしょうけど。寒の時期のよく引くチヌですし、やはり身切れ対策で竿はしっかり胴まで曲がる柔らか目がいいかな~と思います。
ちなみに今回使用している竿は、「がまかつ スーパープレシード02-530」

ウキは中古で見つけてまとめて買っていたプロ山本のサイトプロの5Bを使用しました。
今回は底潮掴ませたかったので、からまん棒ではなく潮受けナビを使用しています。
そして爆風に・・・撤収!

10時過ぎに釣り仲間から様子を聞く電話が入ってきて電話してたんですが、ちょうどこのタイミングであれよあれよという間に爆風になってしまいました。
常時7m超えは久々だぜぇ・・・写真では伝わらないと思いますが、すんげぇ風強かったの!
風で押されてよろけるレベルでマジで危険。堤防際から少し下がってましたけど怖いレベル。
流石にウキも鯉のぼりしてて全然掴めない。
暫く竿を畳んで様子を見てみたんですが、無理そうなので泣く泣くの撤収。
ぶっちゃけ、9時前にポイントに入って釣り方見つけるのに30分、4匹釣るのに1時間も掛かってないので、「こりゃ場所がアタリだわ!チヌ溜まってる!今日は二桁出るペースだな~」とか、内心思っていたので非常に残念でした。でも安全第一。

という訳でお持ち帰りがこちらの四匹。

35cmくらいで型が揃ってましたね。

という訳でね、お昼には帰ってきちゃったんで、もう昼間から一杯やる!

沼隈の道の駅で地エビを4パックも買えたので、おつまみに唐揚げで頂きました。
今回はたまたま行ったことのない場所を探索してみてアタリのポイントでしたが、いつもいつもこんな上手くいかんですよね~。
ただやはり長潮で厳寒期となると、藻場か潮がある程度動いて海底がゴチャってる場所が有望かなと思います。潮が通ってても底質が一面砂で起伏も無いととなると・・・どうだろう、この時期はあんまそういうところは釣れた経験がありません。単純に水深の深さもアドバンテージになり得ますが、たとえ浅くても潮が動いていて、何かしらチヌが居つけるストラクチャーがあったほうが良い場合が殆どです。
釣行日: 2025年2月22日 │ 場所: 広島県福山市 田島│ 天候: 曇り時々吹雪後晴れの強風│ 潮: 長潮│ 水温: 8℃