今回は完全敗北でした!!
釣行日: 2020年2月22・23日│場所: 愛媛県大三島・大島│天候: 雨~晴れ(強風&花粉!!)│
潮: 大潮(ゆるゆる)│狙い(潮・時間・場所): -│水温: –
1日目。強風により渡船キャンセル…からの陸っぱりチヌ坊主!
土曜日は渡船の予定で港までいったんですよ、そしたらまさかの客が自分一人!まあ波浪と雨ですからね…。船長と相談したんですが風裏のポイントでも11時くらいまでだろうね~みたいな話で、流石に7時過ぎから釣り始めて4時間も無いんじゃ自分の腕じゃキツイっす!船長も「どうする~?出ても出なくてもどっちでもいいよ~」と言うことだったので、申し訳ないけどキャンセルして陸っぱりフカセに変更!
とりあえず何も考えずに勝手知ったる大三島へ急遽やってきました。
しかし誰も釣りしてねぇな……
西からの風っぽかったので東側の堤防で竿を出してみます。この堤防では個人的に寒チヌの実績は無いですね。ていうか来るの3回目くらいです。底質は砂で水深は竿1本程度。シモリや藻場もそこまで無く、寒チヌを釣るにはちょっと不利かな?というポイントですが、今回は風裏であることを優先しました。
雨が降り始めましたが風がそんなに無いので釣りやすいです。数投目で早速アタリがあったんですが、変わり身の術の使い手でした。(ちなみに写真のハリスの向きがおかしいですが何故かクルっと回ってるだけなので気にしないように。)
その後潮が変わるまで我慢だなと思って待ってたんですが。
大雨降ってきたんですけど!!
コマセがビシャビシャになっちゃう~。でもユルユルで分かりづらい潮目がクッキリ出てる!
すごくトロい潮でも潮目ってやっぱあるんですよね。こういう変化点を重点的に狙っていくべきなんでしょうけど……潮目もフラフラ移動しているので、その都度そこを目掛けてコマセを撒いちゃうとポイントが分散しちゃうような気がします。普段流すようなポイントでばかりやっているので、こういった緩い潮での経験が極端に無いんですよね。笠岡じゃ概ねこういった感じで、潮目を見つけてそこで食わすんだよ!みたいな話を聞いたことがあるんですが、難しいな~。冬はコマセ撒きすぎても良くないので尚の事悩ましいです。
そして時は流れ……晴れ間が見え始め、やがて晴天へ。
そんでめっちゃ花粉きてる!!!!
朝の雨の中でもそこそこ花粉がきてたのに、晴れた辺りでピークに!
目が!喉の奥のような耳の奥のようなところが痒いよ~。
結局、潮も流れたりしたタイミングもあったんですが、チャリコとタナゴしか釣れず初日はチヌ坊主で撤収しました。
…このままで終われるか!
2日目。予想を外した!大潮なのにユルユルなんですけど!?
2日目。
大潮の上げでほぼ確実に釣れるであろうポイントへ。しかし朝からどうも潮がおかしい・・・なんかいつもと違う……
あれ?
いつもの左右に流れる潮じゃない…
緩く沖へ出てる!?
これ!!1年半このポイントへ毎週通っても2回くらいしか出なかった潮じゃないですか!!!!
なんでこんな時に……この潮の流れで釣れたっけ?全然思い出せない…グレは釣れた記憶が微かにあるけど。ていうか潮が緩すぎ……どうしよう、粘るか、移動するか……
というわけで結局大島へ移動してきたんですが。
かなりの強風!
しかしコマセはある!やってやるぜ!と気合を入れて始めてみました。
移動するにあたって風裏という条件はもうどうでもよくて、とにかく藻場でそこそこ水深がある場所を選びました。ガラモ場でかなり取り込みが厳しく、更に遠投が必須の場所(強風なのに)ですが、確実にチヌは居るであろうポイントです。
14時過ぎくらいの水温が上がったであろう冬場のゴールデンタイム。
チヌの活性はさておき、クサフグの活性が爆上げ状態。生オキアミが通りません。しかしエサ取りでも活性が上がっているのが確認できたので、あとはチヌが寄るだけ!と思ってコマセを打ち続け……ついに掛けました!!
確かな重量感、首の振り方もまさしくチヌ!!
しかし次の瞬間、ガラモに道糸が絡んだ感覚。
フッ…と抜けるテンション。
あ、針ハズレ……
思わず声が出るほどでしたが、時合かもしれないのですぐさま次を投入。
しかしそこからはまたクサフグ地獄。おそらくさっき掛けたチヌがコマセに寄った唯一の1匹だったようです。
結局この日は夕方に最後のコマセを打つまで粘ったんですが、結果は惨敗。まったく気配すらないならまだしも、1回でも掛けたのが逆に悔しいですね~。
でも久々にやりきった感のある清々しい帰路でした。
今回のまとめ & 使用したタックル
今回のお土産は「全部まとめて煮付けでOK」みたいな釣果ですね。
沈め釣りで練りエサを底に置いて放置してたら久々にコブダイが釣れました。小さいですけどね。タケノコメバルは穴釣りで釣れましたね~。2号ハリスにグレ針を結んでガン玉を適当に付けて挿し餌はオキアミです。25cmで穴釣りにしては良型でした。
余談ですが、釣りよかって穴釣りでイカとかサバ使ってるじゃないですか?そんな餌より餌持ちは悪いにしろオキアミ付けたほうが格段に食いがいいのに勿体ないな~と思うんですよね。まあ挿し餌用はちょっとベタッとしてて手に付いちゃいますけど。わざわざ撮影にいって坊主で帰るよりはいいと思うんだけどな~。
ちなみに今回初めてこの挿し餌用のオキアミを使ってみたんですが、個人的にこれはちょっとダメかな~という感じでした。芯が締まってて結構硬いんですよね、そして殻だけ取れやすいみいな感じでした。やっぱり挿し餌はGクリルが柔らかくて好きですね~。あとくわせオキアミV9。前は自作してましたが、やっぱ作る手間とか考えたらGクリル買ったほうが手軽だし品質安定してるんで、結局自作から市販に戻りました。
今回の反省点
さて、今回は完全敗北でチヌ狙いのフカセ釣りを終えました。敗因は色々あると思うんですけど、まずコマセにちょっと粒を入れすぎたかなというのが1つ反省点です。JAの厚ペンコーンと麦入れました。これ要らなかったですね。
あとコマセ撒きすぎ。撒くべきところに適度に打ち込まないとダメですね。とにかく寄せなければ!とついつい撒きすぎてしまいました。アミエビを混ぜてたので、「撒けば寄ってくるだろう」という思いがあったんですが、その代わり粒も多く入っていたので挿し餌を拾う確率はグッと下がりますよね。まあ想像ですが。
そして、的確に打ち込むという点も思い返せば疎かになっていました。去年の今くらいにテニス肘をやってからと言うもの、コマセのコントロールがかなりいい加減になったな~と自分でも気づいてたんですが、これはなんとか直さないといけませんね。とにかく「ウキの周りに落ちてりゃいいんだよ!」といういい加減さは捨てなければ。
結局どのポイントでもタフコンで雰囲気ないな~と思っても、チヌが寄ってきているであろう前提でシビアに釣りを進めないとダメなんじゃないかとよく思います。まあ見切りをつける事や他にも色々あるでしょうけど、「絶対に寄ってきているはず!でも口を使わないんだ!」みたいな前提ですよね。まあ言うは易く行うは難しですが。
今回は反省する事ばかりでしたが、自分のスタイルを見つめ直すいい機会にもなったと思います。こういう敗北を食らうと普段見えない反省点が色々見えてきますよね~。そうなるとむしろ、次に生かさなければ!と逆にテンション上がっちゃいますね。
ちょっと次までに今回の反省を踏まえてやり方を色々変えてみようと思います!
リベンジ!!↓↓↓