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7年間PEでのフカセ釣りをやった自分が久々にナイロンラインを巻いて釣りをした結果【コラム】

フカセ釣り
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久々にナイロンラインを巻いてチヌ狙いのフカセ釣りをしてみました。

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いつもはPEに10mのナイロンリーダー

2017年辺りからフカセ釣り用PEラインが発売されたのを皮切りに、それ以降発売された、おおよそ全てのフカセ釣り用のPEラインを使ってきました。

今現在はフカセ釣り専用として発売されているPEは使っておらず、サンラインのオールマイト(シンキング)を、風の強い日や沈めを多用する時に。そしてバリバスのスーパートラウトアドバンスをウキを浮かせて釣る時用に使用してます。

直結やフロロリーダーやナイロンリーダーなど、色々なラインシステムを考え、試しました。しかし、結局よく使われているPE+ナイロンリーダーという形に落ち着きました。

理由としてはバラシが少なくなるからです。飲ませて釣ればまずバレませんが、そうではない多様なシーンに対応してくれるのが、ナイロンリーダーをFGノットで接続するラインシステムでした。

フカセ釣り専用のPEラインが発売され、名人やプロや競技者以外の、一般フカセ釣り師にもPEが浸透して何年も過ぎた今、今更PEでのフカセ釣りのメリット・デメリット・否定・肯定などの話をするつもりはありませんが、唯一私が言いたいことは「自分で使い込んで判断しろ」という事だけは言いたい所です。

道具を使いこなすのは、ある程度の腕と時間が必要です。道具を使いこなせない人間が、その道具の真価を語ることはできないと、私は考えています。

2025年2月23日 広島県尾道市 高根島での釣行

さて、普段PEに10mもナイロンラインをリーダーとして使っているなら、全部ナイロンに戻してもさほど変わらないのでは?と、思われるかもしれません。しかしこれは間違いで、釣っている距離によって明確な差が体感できます。

近・中距離に仕掛けを入れて釣り始めた時は、「あんま普段と変わんないな〜」という感覚ですが、距離が出てくると、途端にモッサリ感が出てきます。

アトミックスライダー磯はナイロンラインの中でも比較的伸びが少ないラインですが、それでもPEに比べると、操作性が天と地ほど違います。ちなみに、厳密に言えばPEラインも若干は伸びます。

PEとアワセの感覚も全然違うので、アワセを入れた瞬間に「これフッキングしてる?力伝達してる?」と不安になる程の感覚の違いです。

私はこのナイロンのモッサリ感が別に嫌いでは無く、逆に安心感すらあります。このモッサリ感の正体とは、ナイロンの伸びと親水性による物で、これによってあらゆる負荷が緩和され、魚も怒らせず身切れも軽減されます。

しかし、私個人は今後もPEラインに10m程度、ナイロンリーダーを接続する形でいいかなと改めて思いました。10mナイロンを接続していれば、ショックリーダーとしての役割は十分に果たしてくれますし、ラインを多く出す釣りでは、PEラインの軽やかな操作性も持たせる事ができます。

また強度的にもFGノットで接続している限り、非常に強力で、山陰や四国のパワーのあるグレチヌを相手にしても接続部分のブレイクは皆無です。

そして、毎回10mずつしか使用しないので経済的ですし、毎回その釣り場や釣り方に合わせた特性のリーダーを使用するのも、10mだけなら手軽です。