ゼロピットの20g超え出すの遅すぎるわっ!!!!!
ようやくかよ~って感じで登場しましたね!シマノの簡単交換中通しウキのゼロピットシリーズから、DVC TYPE-D XLが発売されました。
いやもう・・・チヌウキでは20g超えは当たり前やねん!練エサぶん投げたいねん!グレでも爆風向かい風でぶん投げたいねん!って事でずっと待っていたんですが、ようやく出たので早速購入して使ってきました。
あと黄色いPEラインも出たのでついでに試してみます。こっちはほぼオマケ。
下膨れ形状のTYPE-Dね!!じゃあ次はドングリ型のTYPE-Bも25g前後で出して!お願いします!!あ、ちなみに付属のゼロピットのパイプはアンダーロックの青い方でお願いします!!

ゼロピットって発売から何年経ったんでしたっけ?かなり経ちますよね。
20g超えが出ないのかってね・・・ずっと待っていたんですが、ようやく出ましたね。
なんか公式の動画で、26gがたどり着いた重さで~みたいな事を言ってましたが、まあそんなん分かり切ったことでしたやん・・・!!
自分もウキを作っていて、上は40gの物まで作ってみましたが、とにかく25gあれば、チヌ・グレ共にどんな過酷なシチュエーションでもなんとか刺し餌を飛ばしてくれる!って結論でしたね。練エサも向かい風強風でも難なく投げられますしね!


ゼロピットシリーズは若干糸抜けが悪いかな~といった印象もあるんですが、20g超えが出たらスタメン起用を考えていたウキなので、グレ釣りは今後これで頑張ってみようかな。
ていうか、20g超えがあまりにも出ないもんですから、過去には上の写真みたいにウキを削ってスナップスイベルを取り付けた自作の「ゼロピットカン付きホルダー」まで自作してるんですよ、こちとら!
まあこのカン付きホルダーは、実際に使用してみたら仕掛け絡みが多発したのでボツった物なんですけど、アイデアは悪くないでしょ?これまじでいい感じに煮詰めてシマノさん公式で発売してほしいまじで!お願いします!棒ウキもカン付きウキも、これさえあればワンタッチでゼロピットシステムにビルドインできますよ!ホルダー自体は全層ホルダーのような機能もあるので、全層棒ウキとかも捗るかも!

さて・・・ちょっと駄文が過ぎましたが、実釣の方で解説したいと思います。
まあ何を解説すんだって話なんですが、まずこれ公式だと全遊動ウキの部類なんですよね。
沈めて使うよ~みたいな感じなんですが、ラインナップを見てみると普通に3Bと5Bもあるんですよ。
まあ5Bの鉛を背負わせて固定沈めみたいな事も想定してるんでしょうけど、もうこれはこっちからしたらね、あれですよ・・・・・・「半遊動でも(チヌ釣りにも)使ってね!」ってメッセージですよね?シマノさん?大丈夫!ばっちり受信しましたよ!!
あと、出来たらピンク色も出してぇ・・・(切な願い)

浮力設定は流石のプラウキ。
DVCシリンダーいっぱいに締めこんで、3Bの落とし鉛付けて、渋~って所ですね。渋々!とか直下サスペンドまではいかない感じです。まあ瀬戸内は塩分濃度が3.2%くらいなので海が違うともうちょっと違うと思いますけど。
重量からくる各種刺し餌を飛ばす性能は言わずもがな。これを求めていたんですよ。
まあグレであれば18gくらいまででほぼ全ての状況に対応できるのはそうなんですけど、まあなんというか・・・海の状況って色々じゃん?んで練エサだって使いたいじゃん?って事で、要らねぇ人はマジで要らない重さなんでしょうけど、要る人は要るねん!って事ですよね~。

チヌはまあ釣るのにいいなって事は分かったんですけど、ではグレの半遊動では・・・やっぱ体積が大きくてこの形状だと、ウキ止め付けてるとこのウキ自体のブレーキがネックになってくる事があると思うんですよね。
下膨れ形状は安定しますけど、下に引っ張り込まれる事にはまるで無頓着な形状なので、やっぱ半遊動で使うならドングリというか、下が細い形状がいいですよね~。
なるほど結びで食ったらすっぽ抜けさせよ!って話もあるんですが、私は個人的にその仕掛け苦手なんですよ。やっぱしっかりとウキで止めたいんですよね。
まあそもそもの体積なので、形状を工夫したところでって話もありますが、下膨れよりはね~?全然入りはいいと思うんですよ。
ただ、ウキの入り感度って物もですね、自作ウキを作っているとどうしても避けては通れないポイントで、形状による違いで魚が引っ張る違和感ってどの程度違いがあんの?って所、色々仮説を立てては検証したりしているんですが、まあぶっちゃけ、棒ウキと中通しウキの大きいやつだと明確に差が出ますが、同じ直径くらいのウキなら形状の違いよりもまず、どれくらいの浮力が残っているかって所が大きいのかなって思ってます。いわゆる中性浮力の状態のウキって、ぶっちゃ形状の違いによる引き込まれ方の違いってあまり無いよ!ってのが結論かなと思ってますね。そんな事より体積小さくした方が入り感度いいんですよ。マジな話。
ただやはり形状にも、ここが境界!っていう所があって、傘で例えるなら、100%開いた状態でぶん回したらすごい風を受けますよね?ぶん回してる人間も傘が風を受けている抵抗を感じると思います。しかしこれを80%の開き具合、50%の開き具合といった感じで閉じていくと、当然最終的には傘を閉じた状態(これが棒ウキの状態)になって抵抗がほぼ無くなるんですよね。ではこの開き具合をどの%にしたらいいのか?って所が、体積をどうにもできないときの形状に対する設定のしかたなんじゃないかなと思うわけです。

まあでも、物は使いよう!これですよ。
人に何と言われようと、自分で使ってみて、自分のレベルでそれを判断したらいいんです。時がたって腕前が上がってみれば、また違う道具に有用性を見出したりするもんなんですよ。
ウキの解説とか書いておきながら、根性論しか書いてないようなレビューになっちゃいましたけど・・・チヌにもグレにも使えるいいウキって事ですね。
まあお値段はもうちょっと安くても・・・ぶっちゃけ3B5BになってくるとDVCシリンダー要らんのよなぁ。
シリンダー無しでちょっとお安くて25g前後のタイプB形状のゼロピットでパイプはアンダーロック仕様の青いやつで色はピンクのウキお願いしまっす!!(絶対出ないわこんな俺得仕様)

あ、忘れるところでしたが、黄色いラインの方も使ってみました。
結構硬めのラインで、この辺りは近年のフカセ用ラインのスタンダードって感じの硬さですね。まあこの初期性能がどれくらい維持するかっていうのがポイントですけど。あと色落ちも。

当日は曇りで、水色は瀬戸内なのでやや緑がかっている状態ですが、視認性は良かったですね。
サングラスのレンズはタレックスのラスターオレンジを使っています。
号数による見え方の違いは分かりませんが、0.8号では問題なく見えました。ただ色というのはその人によるところが大きいので、こういった一個人のレビューなんて、ぶっちゃけ当てにならないですけどね~。やっぱ実際に使ってみないと。

さて、こんな感じでシマノの秋製品・・・堪能しました!あざます!!
いや~このタイプDのXLが出たのは大きいですね~。
シマノ縛りをしている一部の人にも朗報ですよこれは。
私も今年はこのゼロピットで寒グレをガンガン釣っていきますよ!楽しみ!!