作り方

今回は中通しタイプの水中ウキをラインを切らずに後付け出来るように改造してみました。

まず、ウキにラインを挟む為の“切れ目”を入れます。


ノコギリで切れ目を入れてもいいんですが、今回はルーター用の切断砥石を木工旋盤に取り付けて加工しました。
気をつけないと手を切ったりするので、安全の為にはウキをバイスで固定して、ノコギリやルーターで切れ目を入れたほうが良いですね。
まあ私はめんどいんでそんな事はしませんが。自己責任で。

割れ目を入れたら、接着剤をつけた竹串やグラスファイバーの棒などを穴に差し込んで接着します。
今回は1.6mmと1.8mmのグラスファイバートップを使用しました。
グラスファイバーはニッパー等で切断しようとすると繊維が潰れてしまうので、切断砥石等で削り切るのがおすすめ。カッターナイフを押し付けてコロコロしてても切れます。
切断面はペーパーやグラインダーなどで丸みを付けておきます。
棒の経は改造する水中ウキの穴経に合ったものを使用してください。
割れ目を入れる工程で穴が潰れたりした場合は、一度同じ経のドリルで穴を整えてから棒を差し込まないと入らない場合があります。

棒が接着できたら、割れ目に接着剤やウレタンコートなどを細い筆などで塗って、海水が染み込まないようにします。


完成!
今回は手持ちの水中ウキを全部加工してみました。
私は水中ウキは滅多に使わないんですが、何個かは現場に持っていってますね。
個人的に好きな水中ウキの特徴としては、サイズが大きくて、しっかりと潮を掴んでくれる形状や、体積がある水中ウキが好みですね!
▼▼▼こんなやつ▼▼▼






