今回は「ベガスティック タフ」「ベガスティック タフ 遠投ロング」を使用してチヌのフカセ釣りです。前夜にちょこっとだけメバリングもしてきました!
釣行日: 2020年4月11日│場所: 愛媛県 上島諸島 弓削島│天候: 晴れ│
潮: 大潮│狙い(潮・時間・場所): -│水温: –
前夜、ちょこっとメバリング
しごおわ~テント持って釣り場へ。
コロナウイルス対策でコンビニ等に寄らないようにしているので、水筒とお弁当は自宅で用意。
とりあえず夜は適当にメバリングでもやってからテントで寝て、朝からフカセ釣りの予定!
人がいる堤防も避けて誰も居ないポイントで竿出し。チビメバル連打。
結構風が吹いてて堤防の外側では出来なかったので内側でちまちまとやってました。サイズは出ないですね~。
ボトムワインドで堤防の内側をちまちまやっていたら久々にオニオコゼが釣れました!重いだけでまったく引かなかったのでゴミかタコでも掛けたかと思いました。
4月のチヌフカセ釣り
今回は初めてのポイント!コロナ対策でなるべく1人の釣り場を探していたら、初めての場所ですが良さそうなポイントがあったので入ってみました。堤防だとやっぱ人が来ちゃいそうですからね~。
水深が2mほどしかなくて結構浅いんですが、海藻が生い茂っているポイントだったので居付きが居そうだな~という雰囲気です。
ジグを投げて水深を確認してみたんですが、かなり遠浅なポイントで沖の100m近くまでが延々と2m程度の水深でした。
オキアミを付けて1投目、まさかのカレイがヒット!小さいですが久々に釣ったな~カレイ。
今回使うウキはDAIWAのベガスティックです。手持ちで1本持っていたベガスティックタフと、新しく買ったベガスティックタフ遠投ロングを使用してみました。
遠投ロングはBの浮力、ベガスティックタフの方は0号浮力の物です。
長さ的には遠投ロングが遠矢DP、ベガスティックタフが遠矢グレZF180と同じくらいです。遠矢との比較や詳しいレビューはまた別の記事で出せればな~と考えています。
潮はすごくゆっくりと左流れで流れています。かけ上がりも何も無さそうなので遠投しても意味がないだろうと思い、コマセのコントロールが一番効きやすい中距離にコマセを集中させてポイントを作ります。中距離で浅い釣りなので今回はベガスティックタフの0号をメインで使用しました。遠投ロングは出番無かったですね。後でトップの入り具合だけチェックしておきました。
足元には小さいクサフグが鬼のように居るのである程度は足元から離したほうがいい状況でした。しかし藻場に挟まれているような釣り場だったので、遠投しようがどうしようがどこからともなくエサ取りが現れます。
そんな状況でオキアミが瞬殺され続いたので、エサ持ちイエロー(練りエサ)を大きめにして底に置いておく作戦。置いておくと言ってもゆっくりと潮が流れているので、底をズリズリと引きずられているような状況です。
暫くしてウキがスコン!と消し込んだのでアワセると確かな重量感!これはチヌでしょ~と思って余裕のやり取りをしてたんですが、途中からかなり引き始めました。
多分ですが、水深が浅いせいで縦に突っ込めずに魚が横に泳ぐんですよね。そしてノッコミの時期だからか、めちゃくちゃ強いです!状況的には左手にはガラモ場、右手にはロープといった場所だったので、あまり走らせる事ができません。アテンダーⅡの06をひん曲げながらなんとかタモ入れ。ハリス1.5号にしといてよかった~。
2匹目も程なくしてヒットしたんですが、ラインを出さずに竿で耐えていた所、1.5号ハリス飛ばされちゃいました。チモトからキレイにプッツンしてましたね~。
その後、ハリスを飛ばされないよにビビりながらも、同じような釣り方でポツポツと集まってきたチヌを追加。40アップも3匹釣れたんですが、この時期の40アップはめっちゃ強かった(笑
横に泳いで藻場やロープに突っ込んでいくので、かなりヒヤヒヤしながらやり取りしました。竿を水中に半分以上突っ込んでロープを躱しながらのやり取りはめっちゃスリリングで楽しかったです!
昼の満潮までは良型がポツポツとヒットしてよかったんですが、下げに切り替わってからは全然生命感がなくて苦労しました。下げの半ばを過ぎた辺りで微妙に潮が変わって回遊のチヌが2匹と手の平サイズが1匹、サヨリなどが釣れてくれました。
「ベガスティック タフ 遠投ロング」の負荷別トップの入り
今回遠投ロングの出番がなかったので浮力のチェックだけしておきました。
表示通りのBの負荷をかけた状態で喫水線はちょうどトップくらいでした。風で波があったので正確では無いかもしれませんが。
トップを半分くらい沈めるにはどれくらいの負荷かな~と思って5Bを付けてみたんですが、Bに比べて若干沈んだ程度…かなり浮くな~。まあ遠矢と同じようなもんですかね。
基本的に長いトップのウキを使う時は、状況にもよるんですがトップの半分くらいを沈めます。そうすることによって挿し餌の有無や食い上げなんかが分かりますし、なるべくウキを水中に入れておくことによってウキのふらつきを無くせます。
さらに風がある時はトップを1メモリ程度残すくらいに設定してウキのほとんどを海中に入れて安定させておくといい感じです。
逆にトップを限界まで海面から出しておく状況というのは、遠投したり流して釣る時に出来るだけ視認性を確保したい時、練りエサや団子をなどの大きい挿し餌を使う時、またはそれを這わせて流す時。潮が複雑で潜ったりしている時に、ある程度引き込まれてもトップを水面に残せるようにする場合などです。
0.8号のオモリを付けたらトップ1メモリが残るくらいの浮力に調整できました。
しかしこの遠投ロング、トップの経が3mmで遠投したらかなり見えにくいです。そしてカラーリングも赤(結構キツめの赤)にメモリの黒い線があるだけ。遠矢ウキのトップのように赤・黄色・緑・オレンジなどに色分けされてないので…う~ん。ちょっと自分の使い方では微妙。ダイワの公式サイトには「こだわり抜いたNEWトップカラーで視認性アップ」と書かれていますが、こだわり抜いたせいで使用状況を限定しすぎた開発になっちゃったのかな?といったのが率直な感想です。感度が欲しい為に4mmでなく3mmにしたのなら、自分の使い方とは合ってません。とにかく遠投で欲しいのは視認性です、視認性が第一!感度が欲しければ遠矢みたいに4mmのトップにプラの芯でも入れて浮力殺せばいいと思います。細くても長いトップを水面に出せるだけだしておけば見えやすいというのは間違いで、やはり太さ≒視認性だと個人的には思います。
今回の釣果
はい、というわけで今回の釣果はこちら!初めての場所でしたが上出来ではないでしょうか。
個体によっては黄色ばっかり食べていましたね。上の層でエサ取りにオキアミとかその他を食べられていて、底までたどり着いたコーンなどを拾って食べていたといった感じでしょうか。または偏食。
今回のまとめ & 使用したタックル
最近はコロナの自粛ムードで釣りもどうすべきかと色々と考えています。釣行に行くにしても人との接触が無いように行かなければなので、4月5月に予定していた船釣り・渡船などは全部キャンセルして、地磯や1人釣り場に行くようにしようと思います。堤防だと釣り人が来たり、やたら地元の人が話しかけてきますしね~。
さて、チヌの状況ですが、ノッコミはまだ走りといった感じですね。月末~GWくらいが本番になるんじゃないかと思います。