「シマノ ボーダレス 370HH-TK」のリアグリップを延長してみました。
ちなみに素人DIYなのでご注意ください!
延長作業
作業としては。
- グリップの真ん中を切断
- Amazonで安く買ったカーボンパイプを継ぎ足して接着
これだけ!
ではやっていく〜。
まずセパレートタイプのグリップなので、真ん中から工作用の目の細かいノコギリ等で切断。
断面のバリを紙ヤスリ等で軽くとっておきます。
ちなみに今回はテレスコロッドなので、切断時にはブランクスを伸ばしておかないと、中に収納されているブランクスも一緒に切っちゃうので注意!
そして延長用のカーボンパイプを伸ばしたい長さにカット。
実際にパイプを差し込みながら現物合わせで調整。
今回はリールシートの下の部分からグリップエンドまで50cmくらいにしました。
元々のブランクスが15mmだったので、内径16mm外径18mmのカーボンパイプを購入。キャスティングの時に不安なので、厚みは2mmにしてみました。
内径は15.2〜15.5mmとか、もう少し小さいのが有ればよかったんですが、安いやつをAmazonで見つけられませんでした。
次にスペーサーテープを巻きます。
どれくらいの間隔で巻けば良いのか、正解が分からなかったですが、こんな感じにしてみました。
続いて接着。
接着剤は調べてみたら2液性のエポキシを使うと出てきたんですが、今回は家にあった接着剤でやってみます。節約!
リールシートはアップロックタイプなので、カーボンパイプをナットの下限くらいに設定。カーボンパイプが太いので、入れ過ぎるとナットが下げられなくなります。
段差部分にリングを入れたり、スレッドを巻いたりすればそれっぽくなるんでしょうけど・・・まあお遊びの改造なので、今回は使えればOK!
接着剤を馬鹿みたいにベトベトつけて・・・ゆっくりとネジリながら入れていって・・・
できたー!
テレスコロッドなのに仕舞寸法が154cmのロッドが完成してしまいました!
伸ばしたらいい感じのバランスなんですが、仕舞寸法だけはすごい邪魔くさい。笑
元々3.7mのロングロッドなんですが、20cmくらいだったかな?穂先折れしたのを修理したものなんですよ。それを今回グリップ延長して・・・384cmになりました!もはや投げ竿!
今回、初めてグリップを延長する改造をしてみたんですが、結構簡単にできましたね。カーボンパイプもAmazonで1500円くらいでしたし。
今まで要らなくなったロッドは売っていたんですが、改造して楽しむのも有りだな~って思いました。
今度これでサーフキャスティングとかやってみよ!
おまけ「370HH-TK」とは
370HH-TKは、シマノの3万円台半ばのフリースタイルテレスコキャスティングロッドです。
磯とかでルアー投げたりするのにいいよ〜みたいなモデルですね。
ただこれ、グリップエンドが異常に短いですよ。
ライトショアジギング等でジグをシャクる時、脇に挟めないのでかなりシンドかったんですよね。
磯でミノー巻いたりするのにはいいんでしょうけど、今磯用には21コルトスナイパーSSの振り出しモデルを使ってるので、370HH-TKは要らない子。まあ元々サビキ釣りにいいんじゃね?っと事で買ったロッドなんですけどね。
今から思えばすごいオーバースペック!