無性にフカセ釣りがしたくなり、狙いは特に決めずに五目釣りにいってきました!
夜明け前にポイント入り、準備しながら夜明けを待つ
準備万端で大三島へIN!
夜明け前にポイントに到着し、タックルとコマセを準備。
今回のコマセは、オキアミ6キロとV9徳用が1袋。それに雨が降っているので、コマセがビシャビシャになった時用に予備の集魚剤を1袋。予備は米糠でもよかったんですが、かさばるのでダイワの真空パックのやつをいつも予備にしています。
竿は「シマノ 16 BASIS 1.5-530」、リールは「シマノ BB-X 13 ハイパーフォース 2500DXG」です。ハイパーフォースはSUTのやつに買い替えたいな~とも思うんですが、特に問題があるわけではないので、なかなか買い換えられません。
コマセを混ぜて一通り準備が終わったんですが、夜明けまでまだ1時間・・・。
電気ウキもあるし、始めちゃってもいいんですが、基本的に明るくなってからがよく釣れ始めるので、暗い内は他のことやって暇つぶしです。コーヒー飲んだり、ちょっとエギをシャクってみたり。イカが反応なかったので、youtubeで釣りよかの動画を見ながら夜明けまで暇つぶし。キス釣り楽しそうだな~。
明るくなったので釣り開始!しかし待っていたのはエサとり地獄・・・
明るくなったので偏光グラスをかけて釣り開始です。
仕掛け、今回は円錐ウキを使います
道糸は釣研のファステックの0.8号、PEラインですね。ハリスはシーガーの1号、針はがまかつのテクノグレの4号~5号を使用しました。PEとハリスは直結です、リーダーは入れてません。
使用するウキですが、今回は円錐ウキを使います。スキあらば棒ウキを使いたい棒ウキ好きですが、場所によっては円錐ウキでしか釣りにならないポイントもあるので、使い分けています。
自分がメインで使っているのはシマノのゼロピットシリーズです。ウキ交換がラインを切らずにできるので重宝してます。自分はゼロピットシリーズの中でも「ファイアブラッド ゼロピット DVC」をメインに揃えてるんですが、このDVC、シリンダーを回して若干の浮力調節ができるというすごく画期的なウキなんですよね。しかし、ちょっとダメな所もあって、シリンダーを回し続けていくと抜けちゃってたんですね。まあ優しく回してたら抜け際で固くなって分かるので、抜けちゃったって事はあまりないんですが。今シマノのサイトを見てたらですね・・・
※DVCシリンダーは製造の都合上、販売途中から完全に抜けてしまわない仕様に変更しております。完全に抜けない物は緩めると空回りし、それ以上抜け出してきませんが異常ではありません。
途中から改善されてますね。いや、別にいいんですけどね。販売中でも仕様変更してより良くしてくれるのは嬉しいです。車みたいにすぐ買い換えられないほど高い訳ではないですしね。
でもそれだったら16ベイシスのガイドも新Xガイドにアップグレードして売ればええのにな~、とも思ったりしないでもないです。
ていうかむしろ、
既存の16ベイシスユーザーに新Xガイドへのアップグレードをやってくれ!無償とは言わないから!
という気持ちもありますが、竿をそんなに使ってきた訳ではない素人なので、ガイドの違いでの先重り感とか、ラインの抜け感とか、あんまわかんないんですよね~。
コマセを投げてみると、そこは餌取り地獄であった
海面がサヨリとボラの群れで埋め尽くされている!
刺し餌を投入すると、すぐにサヨリがピュンピュン引っ張っては離し、引っ張っては離し・・・全然仕掛けが沈まない!
サヨリのサイズが小さいのでエサは食えないみたいですが、とにかく邪魔!ボラはまあ・・・いつもの事なのでいいんですが、咥えてもすぐ離しますからね、そこでアワセを入れちゃうと掛かっちゃうんですが。
とにかく、ノーガンでは話にならないので、0からBのウキに変更。針上30cmくらいにBのガン玉一つ、DVCで海面下ギリギリにウキが浮く様に調整、半誘導で1ヒロ~2ヒロくらいに一気に刺し餌を落として狙います。
表層にサヨリ・ボラ、その下にウマヅラハギの小さいやつ(たまに40cm近いやつが浮いてくる)、矢引き~1ヒロにコッパグレ(偶に20cm以上の型もまじる)。
だいたい見えるのはこんな感じ、良型のウマヅラハギやグレがたま~に見えますが、これを狙って掛けるのは至難の業、時間だけ無駄に取られそうなのでそれは止めておいて、とにかく下の層を狙ってコッパグレを連打。半誘導で浮かせてるウキがたまにビュン!と沈んで20cmちょいの型も釣れて楽しいです、まあ来てほしいのは30cm超えですが。
際から沖まで距離と棚を変えて探ってみましたが、どこも一緒。流れもあまりなく、流す釣りでもないし、良型を出すにはどうしたらいいんだろう?
コマセを撒きまくってコッパまですべて沖に出して、手前に仕掛けを投入、そこに一杯コマセをかぶせて待っていると、ビュン!とウキが沈んで、釣れたのは30cmくらいのマダイ。塩焼きにキープ。しかしエラに丸い穴が空いてるのはなんなんだ・・・
棒ウキに変更、チヌ狙いに切り替え
底ギリギリを攻めようと思って、棒ウキに切り替えましたが、ここでとんでもない大雨に。
もう一瞬で靴の中まで水が貯まるくらいの降りっぷり、靴もコマセもビショビショです。向かいの島に渡船で人が降りていたようだけど、大丈夫かなと心配になりました。
コマセバッカンも、もう貯水タンクばりに水を貯めていってたので、こりゃいかんと蓋をして、土砂降りが通り過ぎるのを待ちます。
しばらくすると落ち着いてきたので、予備に持ってきていた「DAIWA アミノX爆増グレ5倍遠投」を投入。
これいいですよね~。これっていうか、ダイワの集魚剤全般ですが。
コンパクトなのでかさばらないし、予備として磯バッグとかに入れておくのにも便利です。匂いはV9のほうが好きですけどね、なんかダイワのやつは発酵したような(なんか違うけど)、そんな匂いがします。
相変わらずコマセを巻くとナブラが起きます。
棒ウキは遠矢ウキの超遠投-中を使っています。浮力は5Bですが、第一精工のクッションオモリの1号を背負わせて、ウキトップ半分くらいでいい感じになります。基本表示の浮力+5Bは背負えます。
棒ウキで底トントンで流していると、ウキがスコッ!っと沈んで、釣れたのは35cmくらいのチヌ。島のアベレージサイズです。回遊っぽいですね、尾びれも切れてますし、棒ウキの入り方が元気だったのでそう感じました。
しばらくアタリが遠のいて、流れが変わり、ウキを抑え込むようなアタリをアワセてみると、釣れたのはアイゴ。よく引きましたが、このサイズのアイゴにしてはそんなに暴力的な引き方でもなかったですね、上げるまでかなり良型のチヌかと思ってましたが、残念。まあアイゴの一夜干し大好きなんで嬉しいですけど。
昼前くらいに小アジが釣れたのを最後に、午前のフカセ釣りは終了、午後からはエギングに切り替えです!エギングの方は次の記事で。
追記 午後からのエギングの様子はこちら↓
釣果
五目釣りで六目達成!コッパは塩焼きと煮付けにちょっと多めにキープ。20cm超えは刺し身にします。アイゴは釣ってその場で血抜きから皮剥までやってます、この方が匂いがなく美味しく食べられます。
サヨリも15匹くらい釣れたんですが、これは釣れたというか、回収中に空針に引っかかって上がってきたんですよね~。それくらい一面に居たんですよ。せっかくなのでお持ち帰りで。
チヌは腸に内臓脂肪のような物がついてました、これは刺し身でウマイかもしれない。
アジは帰ってすぐ刺し身にしてみましたが・・・
やっぱアジだな!
アジ美味しい~。小アジでも醤油に油が溶け出しますね~。でもやはり、アジには生姜ですよ!今回無かったんですが、アジは生姜の千切りを添えて初めて完成する刺し身だと思ってます。もしくはナメロウ。
こちらはグレの刺し身、モッチモチです。このモッチモチ感は結構やみつきです。味はあんまりないんですが、釣れたてはとにかくモッチモチ。熟成させたらまた味も増すんでしょうけどね。
ちなみに今まで味わってきた中で、一番美味しいと思った刺身醤油はこれです。地元の醤油蔵の醤油ですね、寺岡有機醸造です。株式会社ロイヤルコーポレーションがグループ企業で、ロイヤルドライビングスクールとかマリンライセンスロイヤルとかあります。船も車もバイクも全部ロイヤルでお世話になりました!
今回のまとめと、釣行データ&使用タックル
はい、こんな感じで午前中はフカセ五目をやってきました。
満足できるサイズは出なかったですが、数釣りが楽しめたのでよし!久々のフカセ釣りでしたが、やっぱフカセは楽しいです。準備の手間とか色々、ルアーに比べると面倒ですが、それらを込みでフカセ釣りなのでね、特に苦に感じた事はありません(チヌコマセを練るの以外は)。
今回サヨリの群れがすごかったですが、もう1月くらいしたらサヨリもいいサイズになって、のべ竿とかで数釣りが楽しめそうですね。今のサイズを釣るとなると、袖針のかなり小さいやつにエサもアミエビの超ちっちゃいやつとか付けたら釣れそうですね。
午後からはエギングをやってきたので、そっちの方は次の記事になります。
追記 午後からのエギングの様子はこちら↓
釣行データ&使用タックル
釣行日: 2018年9月9日│場所: 愛媛県大三島│天候: 雨(朝方土砂降り)│
潮: 大潮│満潮: 9:40頃│水温: 朝方25℃
[使用したロッド]
[使用したリール]
シマノ BB-X 13 ハイパーフォース 2500DXG