強風下！生口島でチヌ狙いフカセ釣りでなんとか二匹！

フカセ釣り

2021.12.28

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前回グレ狙いであまりにもパッとしない釣果だったので、「これはチヌを釣って癒やされるしかないな･･･」と思い、強風でしたが風裏を選んで行ってきました！

初めての場所
まとめ

初めての場所

西風なので風裏は東側だな～って事で、水道筋に来てみました。初めての場所なんですが、回遊はありそうな感じですね～。水道筋なのでガンガン流れてるのかと思いきや、トロトロの流れでいい感じです。

朝8時前から釣り開始。流れに軽い仕掛けを乗せてみたら、上の方でチャリコがヒット。

しかし、このチャリコも奇跡的に釣れただけなのか、今回挿し餌の残り率が100％近かったです！全然餌取られないんですよ。

上がってくるオキアミも超冷たいし、これはマズイやろ･･･って直感的に感じたんですが、他に風裏になりそうな場所も大して無いし、移動先に先客が居るリスクを考えたら粘るしかないなと思い、そのまま続投。

海辺によくある木もすごい揺れておる！

一応風裏ですが、巻いてきた風で横から突風を喰らいます。

風で上潮が滑りまくってるので、コマセと仕掛けがガンガン離れていっちゃいます。とりあえず道糸は竿先突っ込んで沈めるしかありません。仕掛けとコマセの投入点も、流したいラインではなく、風を考慮してなるべく綺麗に流せる事のみを優先。

ちなみに今回初使用の「ゴーセンリミテーション磯 PEサスペンド」ですが、沈めたレンジでちゃんとサスペンドしてくれて、かなり使い勝手が良かったですね。手前の1m切っていた所にシモリが有ったので、あまり手前の道糸が沈んでいくと引っかかっちゃうな～と心配していたんですが、竿先突っ込んだ分だけしっかりレンジキープしてくれて、ノントラブルでした。

ちゃんと腰のあるPEなので、強風下でも穂先やガイドへの絡みは皆無でした。コーティングもしっかりしてましたし、ホワイトの視認性はやはりいいですね～。個人的には中間のマーキング部分要らないので、ホワイト単色だともっと良かったですね。

開始一時間。

チャリコが1匹釣れただけで、あとは挿し餌が全て残る状況。

水深竿1本に対して、浮かせて流しても何も反応がなかったので、根がかり覚悟でベタ底ズル引き釣法。生オキアミと練りエサをローテしながら何度か流していると、60m程流した先でヒット！棒ウキでやっていたんですが、逆光でトップが見えなかったので、手元のラインの出ていくスピードでアタリをとってました。

上げてみると40cmちょいのチヌ！丸っこい！良い体高ですね～。尾ビレがキレイなので、この辺りの居付きでしょうか。

水深竿1本で流した先で掛けたので、寄せてくるが大変でした。手前のブレイクで道糸が擦れるのが心配だったので、時間を掛けて浮かせました。竿はアートレータの1号。無理やり上げても良かったんですけど、まあハリスが1.2号だった事もあり、無理をせずやりとりを楽しむ感じで上げてきました。

ちなみに、アートレータは硬い強いと言われてますが、思いっきり曲げこむようなやり取りをしなければ魚は怒らないと思いますね。まあチヌ竿で曲げこまないってのはどうなんだって感じですけど。でもそれはそれで、懐にかなりの余裕を残していると思えば、様々なシチュエーションと魚種で幅広く使える竿だなとも思えます。使いようで魚はコントロールできますね。ベイシスの1.5号ですら怒らせずに上げてくることはできます。そのかわり曲げこんで竿に任せられないので、腕での繊細なサポートが必要になり、体に結構な負荷がかかります。やりすぎると自分のようにテニス肘になって泣くことになりますが･･･。

またしばらく挿し餌がとられない状況が続きます。一度だけ手前の浅い所で、フグか何かにモグモグされたくらいでしょうか。

レンジは上から下まで探ってみるんですが、まったく反応なし。チャリコすら釣れません。風の影響もあり、見えない下の方で違う流れになっていて、コマセとの筋が合ってないのかな～とか考えたんですが、これだけやってチャリコすら釣れないのは魚影が薄いんだろうと考え、とにかく愚直に仕掛けを入れ続けるしかないかなといった状況でした。

上手い人ならもっと、何か見いだせたのかもしれませんが、自分はもう打つ手なし！ウキも色々試したんですが、成果はありませんでした。

そんなこんなで二時間が経過。

愚直にベタ底をズル引きしていると、ウキトップが怪しい動き！アワセてみると確かな重量感、40cm弱のいいチヌが釣れてくれました。いや～良かった！