「23銀狼唯牙AGS 04-530」のインプレ。
私の率直な感想
感じたことをそのまま書いてみます。
30cm台は主導権を握れ、40cm台のチヌではやり取りが楽しい竿
この竿を楽しむなら、チヌは40cm台からが楽しいと思いました。
30cm台のチヌは「強気でやりとりしたい!けど曲げたい!」っていうのであればベストマッチ。
胴が粘り強いので、30cm台なら主導権を握れますね。
40cm台はやり取りが面白い!胴もまだまだ粘って仕事をしつつ、魚の重さでグンッ!と竿が曲がって、「これこれ~!この曲がり〜!」みたいな感じで楽しめます。
張りがあるので仕掛けの投入は楽
30g程度までのウキは、竿の張りで投げられるので投入も楽ですね。
0.4号って柔い竿なんだろうな~という印象を持っていたんですが、実際は結構張りがあって、「06より少し柔らかい程度で、0より全然張りがあるんだな~」と実感しました。
40g近いウキは「よっこい・・・しょー!!」って感じで投げられます。サイドスローで割りと遠投できる。
四国西南部や川チヌでは、0.4号はきついと思う
前提として、走らせていい場所ならどんなサイズでも捕れるはずです。
逆に止めないと行けない場合ですが、芸予の磯とかでなら割りとどうにかなると思います。
しかし、所謂マッスルチヌとか、スサノオチヌなんていうパワー系が居るエリアの場合、ちょっと04は選ばないですね。
山陰でも、中海や宍道湖は走らせてもいい場所が多いので、別に大丈夫だと思います。
ただ、川で流した先で掛けて、真横に走られた時が少し怖いかなと想像します。
上の写真は大橋川ですが、ブイもありますし、川も真っ直ぐではなくてカーブしてますので、当然曲がり角は突き出ていて浅くなって石もあって・・・みたいな場所もあります。
今のところ、川チヌは30cm台しか掛けてないんですが、それくらいのサイズでも結構曲がりましたね。流石にラインは出さなかったですが、多分40cm台とか50cm台はキツイんじゃないかな~と、そんな想像できるくらいには曲がってました。
あと、餌取りに強い魚が多い場所では疲れますね。
アイゴも38cm程度までの突っ込みには耐えられたんですが、30cm台がバンバン来ちゃうようなエリアだと、「毎回こんだけ曲がると流石にシンドいわ!」ってなりました。
デザインは地味目だけど、外で見ると違った印象
お店で見た時は、「パッと見は黒っぽくて地味だな~」と思ってました。
しかし外で陽の光に当ててみると、紅色が強く出てきてラメってるし、結構印象変わりましたね。
ナット部分は結構カッコいいと思う。
リールシートのここが気に入らねぇ!
この人差し指が当たる金属部分、めっちゃ気になる・・・
餌の糖分とか油分で、指先がヌルヌル滑って気になる時があるんですよ。
指がドライならいいんですけど、オキアミとか練りエサを針に刺す時、指先に汁とか付いてるんでしょうね~。それがヌルヌルして気になる・・・時がある!毎回じゃないんですけど。そういう時もあるって感じ。
あとシマノのリールと合わせてるんですけど、シマノ形状のレバーだと、ちょっとだけ隙間が狭いかなって感じました。
まとめ「06より曲がりが楽しみたい!って人にオススメ」
「06は強すぎるからもうちょい曲がってほしい!でも0みたいなフニャフニャはちょっと・・・」
という、私みたいな人が買ってみたらベストマッチではないでしょうか。
30cm台のチヌを楽しみたいんなら、0号を買ったほうがいいと思います。
お店で0号と持ち比べた感じ、0号は竿の張りがあまりなかったので、その辺りで好みが分かれるかなって感じですね。
04はまだ竿に張りが感じられるので、操作性は0に比べてめちゃめちゃいいはずです。と言いつつも、唯牙の0はお店でしか触ったことないんですけども。
まあ、よっぽど特殊なエリアとか障害物があるような場所じゃない限り、04で実釣性能は十分ですよ!06よりも細ハリスも労れると思いますし。