2024年6月に発売されたFLOWFUL WORKSの「NOYD」をオフショアのキャスティングゲームで使ってみました。
タイラバからスタート
まずはタイラバから。
水温はWindyでは27℃でしたが、魚探での表層水温は25℃くらいだったので、水が入っていて水温が少し下がっている状態だと思います。若干の白濁りもある状況。
朝一番はテトラ際をキャスティングしてシーバスを狙ってたんですが、この日は本命潮では無いエリアで水も入っている状況という事もあり活性が悪く、チェイスはあったんですがルアーから全然遠くて、2回目は追っても来ませんでした。
水深15mで1.2ノットくらいで流しているラインがあったので、潮に乗ってタイラバを巻いてみたら良型のカサゴがヒットしました。
ジャッカルの「TGビンビンスイッチキャンディ」でヒット。
タックルはゴールデンミーンの「マシモフ」とダイワの「ソルティガIC 100P-DH」です。
30cm前後が立て続けにヒットしますが、サイズが小さい。
潮も全然流さなくなったので、キャスティングに切り替え。
キャスティング
潮がまったくといっていい程動かず困っていた所、5~10mにベイトの群れを発見。
かなり小さいメダカくらいのベイトの群れですが、下に何か居て群れを分断させたりしている感じ。
何時もジグヘッドワームをオフショアで使う時はZシステムで組んだジグヘッドを使うんですが、今回NOYDを使ってみたかったので、まあコアマンのVJやダイソーJHと比べてどうなのかと言うことろの検証です。
普段私がやっているオフショアのマダイは、流れの中でボートから潮上にキャストしてリフトアンドフォールして釣ってくる釣りなんですが、今回は潮が無いのでベイトの群れに直撃させて下についているであろうマダイ(あわよくば青物)を狙ってみます。
ちなみにこれが何時も使うマダイ用のジグヘッドワーム。
マダイ狙いはボトムを取るリフトアンドフォールの釣りになるので、いちいち海底の海藻を引っ掛けてきては釣りにならないので、フックは全て上にあるのが望ましいです。
さて、10m程度の水深で浮いたり沈んだりを繰り返しているベイトの群れのちょい向こう側にキャスト。
1投目。
着底から巻き始めで直ぐにヒット。
やり取り中は掛かりどころが分からなかったので慎重にやりとりしてましたが、リアフックがガッツリ掛かってますね。これは外れないやつ。
ガツンと一撃で乗ってきたのでまあ良い掛かりはしてるんじゃないかと思ってたんですけど、やはり上げてみるまでは怖いんですよね。マダイよく外れるので。
サイズは50cm無いくらい。
水温が高い夏場なのでよく引きました。
2匹目のマダイも掛けたんですが、こちらは惜しくもフックアウト。
1匹目よりかなり重かったので50cmは軽く超えていた筈なんですけど・・・残念。
根のまわりでキジハタ(アコウ)も釣れてくれました。
結局2バイト1キャッチでお昼前に撤収。
流石に8月は暑いですね。空調服のバッテリーが切れる前に撤収するのがベスト。
今回潮が悪いエリアに入った割にはちゃんと釣れてくれて良かったです。タイラバは潮が流してないと厳しすぎますが、こういう時キャスティングだと釣果出しやすいですね。あとはボトムワインドとか。
そしてNOYDなんですが、フロントフックがボディーに刺さって若干エビになって上がってくる事が何度かありましたが、ワームのズレもキャストする上では無かったですし、テールの振り方とかもすごくいい動きしてたので良いジグヘッドワームだなと思いました。カッコいいですし。
マダイとやりとりした後に、ワームが内部のボーン素材?から剥離してしまって若干ヘッドと隙間が出来てしまっていましたが、流石にマダイみたいな咬合力の強い魚に直接噛まれたり引っ張られたらしょうが無いですね。接着剤いれたら直りそうなレベルなのでまだ使えそうです。
値段が2000円弱くらいしますが、結構ワームも強くて持ちそうなので、コスパはいいんじゃないかな?フックはBKKのSPEARというフックらしいですが、このメーカーは初めて使いましたね。結構強いフックだと思います。
フロントフックを1サイズ落としたらボディーに噛まなくなるのかなと思ったので、泳ぎのバランスとか見ながらですが、また試してみたいですね。