今年の始めに購入していた二馬力ボートですが、ようやく出ることができました!!
勝手知ったる大三島から初出船
今回は初出船!
ホントは浮かべて適当に走ってみるだけのテストのつもりだったんですが、どうせならタックルも積んでなんか釣ってみよ~って感じでやってみました!
出船は勝手知ったる大三島から。以前から地元の人達に出船できる場所と、二馬力でも危なくない適切な潮を聞いて回っておいたんですよね~。
潮は大潮なので流れが速くない場所で、大型船が沖を通らない場所をチョイス。船外機も慣らしでアクセル開けられないですしね。
ロッドホルダーもつけてないので、ロッドはそのまま中に投げてます。クーラーボックスの中に道具類一式入れる感じにしてみました。
ていうかクーラーボックスがジャストフィットですね~。
ボートの左右にいい感じの穴が開いてるので、紐を輪っかにして結んでおいて、その紐とクーラーの取っ手をゴムで引っ掛けてる感じです。しっかり取り付けできてるので、船が揺れてもまずひっくり返ったりしません。自分はあまり艤装ゴテゴテにはしたくないので、クーラー固定用のスタンドとかなるべく置きたくなかったので良かったです。
道具類一式積み込んだらスロープから降ろして乗船。意外と安定してますね~。サイドフロートが効いてるのかな?
自分が船の真ん中に乗ってる状態でのトリムはフラットな状態。フロントに置いているクーラーが船外機の重さを打ち消してる感じですかね。といってもクーラーもそんなに重くないので、リアのサイドフロートが仕事してるっぽいですね。
とりあえずエンジンを始動してゆっくりと走ってみました。エクステンションハンドルが絶妙に長過ぎてちょっと邪魔くさいですが、無いと絶妙に届かないんですよね~。
しかし実際に走ってて思ったんですが、走行時(慣らしなので低速)にもトリムがフラットな状態になっちゃってるんですよね。今回は湖みたいな凪だからいいものの、波気があったらフロントからめっちゃ海水入ってきそうです。
という訳で自分の座ってるポジションを船外機寄りにしてみました。ちょっと船首が上がっていい感じ!と同時にエクステンションハンドルが邪魔くさくなったので外しました。
全開走行ではどうなるかわかりませんが、とりあえず低速走行ではこっちの方がいいんじゃね?って感じのバランスがとれましたね。まあド素人なので何が良いとかあんま分かりませんが!
あまりにベタ凪だったのでちょっとボートの上で立ってみました。ミニボートは基本的に立っちゃダメっぽいですが、正直無風ベタ凪なら余裕で立てますね。でもよろけた時、地面と違って大きくバランスを崩すのでかなり危険ですね。少しでも波風があったらヤバい感じになると悟りました。
椅子に関しては回転椅子とかも考えてるんですが、あまり大きい物だと船内で回ることすら出来ないだろうな~って感じですね。快適性を考える上で椅子が最大の課題になりそうです。トリムバランスの兼ね合いもありますしね~。難しい。
釣り開始!
まあそんな船のあれこれをテストしながらも適当に釣り開始!
魚探がないので水深がまったくわかりません。ジグを放り込んでラインのマーキングで測っていきます。だいたい3m。
水深3mの場所では全然アタリがなかったので移動。ボートを走らせては止めてジグを落とし、水深を測っていきます。
潮目が出来ているあたりまで来ると、駆け上がりになっていて5mまで水深が落ちてる場所を発見。
まずはジグで手返し良く探ってみたんですが反応なし。そこまで根も無い感じだったのでVJ22に切り替え。ボトム着底後1m程度跳ね上げてからリトリーブ。
駆け上がりの沿いをVJで引っ張っていると何やらヒット!まったく引かずに根魚っぽいな~って思ってたら、上がってきたのはまさかのオコゼ!初手ヤバ魚!
・・・フィッシュグリップ持ってきてないのに!!
手持ちの武器はペンチとナイフ。どっちも持ち手が短いので、外してる時に魚があばれたら手に毒針で速攻帰還コース。めっちゃ慎重にフックをはずして、締めるのも怖いのでそのままペンチでつまんでクーラーに入れときました。
次からネットはラバーでフックが刺さりにくい物にして、フィッシュグリップも常備しておこう。いや~勉強になりましたね。
駆け上がりでは他に反応がなかったので、潮目に向かって移動。水深は相変わらず5m。
ジグに切り替えて手返し用ボトムとってシャクったりしてたんですが、反応なし。ところが巻に切り替えたらコツコツと何かがあたる!多分マダイかな?でもタイラバが40gしかないので水深に対して重すぎる!って事でまたまたVJに切り替え。
VJに切り替えて速攻マダイがヒット!
やべぇ!エギングロッドでやってるのでめっちゃ曲がって楽しい!
やっぱVJ強いですね~。まあワームはアルカリシャッドじゃなくてダイソーのワームですが。
やり方としてはこんな感じでした。
潮上にフルキャストしてボトムをとってリトリーブ。水平でなくちょっと斜め上に上がってくるイメージの巻き速度。ちなみに潮はゆったり流れているような状況です。
巻き続けていると、コツコツっとテールを食んだ様なアタリは出るんですが、そのまま巻き続けてもなかなか乗らずという状況。という訳で、アタリがでたら巻きをストップして、テンションフォールやフリーフォールにしてみました。これでかなりの確率でヒットに持ち込めましたね!
ただこれは、高活性だったから変化を入れてもそのままアタックしてくるのであって、活性が微妙ならアクションつけた瞬間見切られていたかもしれません。
やはりVJはフックポイントがテールから遠いので、マダイみたいな魚はヒット率が落ちますね。アタリはあるもののヒットに持ち込めない、持ち込めても外れちゃうというのが結構ありました。全部とれてりゃ二桁はいけましたね~。次からはタイラバの軽いの持っていかなければ!
あと、マダイに対して巻きの釣りをするなら、リーリングが軽いリールが良いことがわかりました。ジグにしてもVJにしても、リトリーブ中の僅かな変化やアタリがめっちゃ感じやすかったですね。今回ヴァンキッシュのノーマルの3000番とアルテグラの2500XGを持っていったんですが、ヴァンキッシュの巻の軽さがかなり強みでした。ただフルキャストからの速攻海藻絡みでの回収が地獄でしたが。笑
ヴァンキッシュの3000XGがあればかなり強かったと思います。
釣り方が分かってからはマダイ狙いで連発させます!
一匹釣ったらボートを潮上に走らせて、フレッシュな潮上のポイントに行ってまたキャスト。この繰り返しでした。
ちなみにロッドはエギングロッドの711のMとLMLの2本を使ってます。短めのロッドなのでボートでも長過ぎなくて割と良かったですね。
鱒レンジャーとかのグラスロッドも考えてみたんですが、キャスティングで飛距離が稼げないのでこの釣りには向いてないですね。
この日一番のサイズがこちら!ちょっと50cmには届きませんでしたね。
正午過ぎに潮が変わってアタリが無くなったので、今回はこれで納竿としました。
今回の釣果とまとめ
今回の釣果はこちら!
赤い!
捌いてみたらカニばっかり食べてて臭かったですが、良いマダイです。
今回は初めての二馬力ボート、大成功でしたね~。
魚も釣れたし、艤装の改善点もかなり把握できたと思います。
今回早朝から出船して半日程度やってたんですが、船外機を動かしていた時間はそんなに無いんですよね~。なので慣らし運転としてはまだ足りないのかな~?みたいな感じ。やはく全開走行も試してみたんですけどね~!次回早く出たい!