太刀魚テンヤ!初めての豊後水道でサバフグに返り討ちにされました![2019年11月]

※本記事のリンクには広告が含まれています。

オフショア(船釣り)
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

豊後水道に太刀魚テンヤに行ってきました!

[釣行データ]
釣行日: 2019年11月3日│場所: 愛媛県│天候: 曇り│
: -│狙い(潮・時間・場所): -│水温: –
スポンサーリンク

タックルを支度して出発

ダイワ メタリア タチウオ テンヤSP 73-195 (7:3調子)

ダイワ メタリア タチウオ テンヤSP 73-195 (7:3調子)

前回の太刀魚テンヤは手持ちのライトジギングロッドでやったのですがもっと穂先の感度が欲しい!」という思いから専用ロッドを購入。

シマノのサーベルマスターSSも気になったのですが(Xシートが)、色々持ち比べたところダイワのメタリアがかなりしっくりきたのでこれに決定。船長と釣具屋の店員さんに相談しながら7:3の調子に決めました。

合わせるリールはシマノのフォースマスター600。取り付けてみたところ結構しっくり来ますね。よかったです。

50号テンヤ

50号テンヤ

豊後水道はフグが仕掛けを切りまくってるという話だったので、テンヤは20個程用意。まあダメなら松山沖まで戻るみたいですが。というかテンヤよりPEが足りなくなりそう(笑

一応1.2号を600m巻いてますが……どうなるやら。

3時間程の道中

3時間程の道中

2019年11月3日。

まだ暗いうちから豊後水道へ出発。途中一度休憩を挟みながら片道3時間程の船旅。ケツが痛くなりました。

四国最西端 佐多岬

四国最西端 佐多岬

四国最西端である佐多岬を横目にもう少し進みます。

メタリアのダイワロッドホルダー適合クランプサイズはSSS

メタリアのダイワロッドホルダー適合クランプサイズはSSS

第一ポイントに到着。

このポイントは船があまり居ませんでした。穴場なのかな?

船長の合図でさっそく仕掛けを投入。指示棚は150m、深いですね〜。

少し早く投入したトモのお客さんがさっそくPEを切られた様子。自分はなんとか150mまで落とせました。「150〜120の間をやってみてください」との船長の指示に従い120m適度まで誘いあげていると、フッとテンションが抜けました。

とっさに「食い上げたかな?」と思ってハンドルで巻いてみたものの、ずっと軽い状態。これはまさか……と思って電動で巻き上げてみると直ぐにラインの端が上がってきました。

一投目からPE約100mロスト……!!

まじか〜。

フォール中に浅いところでモゾモゾというアタリ?があったんですよね。そのモゾモゾがサバフグがテンヤの餌を毟ってたアタリだったようです。

てかサバフグ強すぎぃ!!

次々に道糸を切られていく釣り人たち…(笑

まあ笑い事じゃないですが。

後ろの釣座の人がサバフグを引っ掛けて上げたんですが、見てみるとめっちゃデカイ!これはアカン…!口に指が突っ込めるくらいデカイ。

テンヤをサバフグの中に置いておくと、スパイラルサンマが10秒ほどでキレイに毟り取られていきます。しかも餌を巻くワイヤーまで切断されている始末。

流石にこれでは釣りにならないので船長がすぐにポイントを移動。

メタリア+フォースマスター600

メタリア+フォースマスター600

10分ほどの移動中にリーダーを結んでテンヤを取り付けました。その際にロッドホルダーのクランプが地味に邪魔なので外しました。

快適船タチウオテンヤSS 50号ダブル 紫ゼブラ

快適船タチウオテンヤSS 50号ダブル 紫ゼブラ

第二のポイントにはかなりの船が居ました。少し離れた2箇所にも別の船団が居り、広範囲に渡ってタチウオが釣れていることが伺えます。

ここでは100m前後の指示棚だったかと思いますが、サバフグのモゾモゾもなく棚まで落とすことができました。

ストップ&ゴーで誘っているとアタリは出ます。しかしタチウオが小さい為かなかなか掛かりません。船中で上がっているサイズはすべてF2〜F3程度。

なので大きなアワセよりも、小さく鋭くアワセるように意識して、とにかくアワセまくって数撃ちゃ当たる作戦でいくことに決定。

……しかし!

流し直して1投目は良かったんですが、2投目からサバフグがワラワラと集まってきました。テンヤを水面まで上げてきたらそれに何匹もついてくる始末。しかも上から下まで水深関係なく居る様子。

何度か流し直してサバフグが来たらまた流し直すと繰り返していたんですが、タチウオのアタリが途絶えたタイミングで豊後から撤退することに。

結局豊後水道には少しの間しか居ませんでした。その間だけでPE150m、テンヤ4個という被害。ここで粘ってたらラインと仕掛けが持たなかったでしょうね(笑

スパイラルサンマ+パニックベイト

スパイラルサンマ+パニックベイト

さて、結局1時間ちょいかけて松山沖まで戻ってきました。

このポイントにも船が結構居て、タチも各船で上がっているのがチラホラ見えます。しかし上がっているタチを見てみると、ここもどうやらF2~3程度の様子。

とりあえずタチが小さいのでテンヤをダブルに変更してみました。更にヤマシタのパニックベイトタチウオも装着してアピール力を高めてみます。本当に高まっているのかはわかりません。

途中経過

途中経過

ボトムから20m程でいくらでもアタリが出ます。掛ける釣りが好きなので釣りとしてはすごい楽しいんですが、お土産として考えるとF2ばかりでなんとも物足りない。たま~にF4くらいが船の中で上がってましたが、自分は小さいのばっかり。いやまあ楽しいからいいんですけどね!

前回の太刀魚釣りはライトジギングのロッドでやったので、アタリがあまりとれず、小さいタチだったこともあって釣りの楽しさ的にも微妙だったんですが、今回新しく用意したダイワのメタリアはかなりいい仕事してくれています。

お店で50号のオモリをぶら下げたときには「7:3だとティップが入りすぎているのでは?」「ティップが最初から入っていてはアタリが出にくそう」と思ってましたが、実際に使ってみるとこれでもか!」というほどアタリを拾ってくれます。食いあげて抜けるようなアタリから、チョン!というアタリ。そしてモゾモゾするようなサバフグのアタリも穂先&手感度でわかりました。

これのおかげでサイズは小さくても掛けるのがすごく楽しいです!いや~、3万も出して今年あと何回テンヤにいくんだ?買わなくてもいいんじゃないか?と悩んだんですが、買ってよかった!!

キレイに掛かった!

キレイに掛かった!

しかし、ここでやっちまいました……

上がってくるタチが小さいのばかりなので、アワセて掛かったらすぐに電動で全速巻きしてたんですね。アワセた時に出ちゃうのでもちろんドラグもフルロック。

流し変えた1投目でなにやら底潮が重くて効いてるな~という感触だったんですね。そしてなぜか船中全員がアタリなし。さっきまで小さいアタリがいくらでもあったのに……?

なんか雰囲気あるな~程度には意識してたんですが、来たら大きいかも!とかいう考えは一切なく、先程の通りに構えていたらボトムから1m程で小さいアタリ。

鋭く短く、グッ!っとアワセて、乗ったみたいなのでそのまま電動で全速巻き。

するといきなり竿先が海面まで突き刺さり、ガンガンガン!と3回大きく激しく引いた後に、フッ…と軽くなりました。

……やっちまったな!!

やっちまったわ~。

……

あ~あ。

高橋哲哉さん流に言うと「この時の為に居たのに…!」といった感じ。

すぐに回収してリーダーを結び直して投入しましたが、時既に遅し、覆水盆に返らず、後の祭り。

その後もF2~3は釣れましたがそれ以上のサイズは釣れず。午後3時半に納竿となりました。

帰りはラーメン

帰りはラーメン

スポンサーリンク

今回のまとめ & 使用したタックル

今回の釣果

今回の釣果

一番太いのでも指4本程度

一番太いのでも指4本程度

今回の釣果。

合計41匹でした!

豊後まで行って帰ったので移動時間が長く、実釣時間も短かったですが、ガンガン掛けて数釣りを楽しめました!

持って帰ってはみたけど……

持って帰ってはみたけど……

今回はコイツに散々な目にあわされましたね~。そう、これがサバフグです。

テンヤに引っかかって上がってきたので2匹程持って帰ってみました。無毒らしいですが見た目がそっくりの有毒種も居るらしいので、まあ自己責任で。

さて、今回は初めての豊後でサバフグに返り討ちにあう!という感じでしたが、なんだかんだ楽しかったです。バラシも含めていい勉強になりました。

今年も後何回行けるのかわかりませんが、今回の反省を生かして次に繋げたいと思います!

最後に一言だけ皆さんにアドバイス。

今、豊後いったら死ぬぜ!(笑

豊後水道の最新釣果はこちら!