SMITH「イージーフィッシュグリップ」インプレ

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タックル
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SMITHのイージーフィッシュグリップを愛用しています。

このフィッシュグリップの特徴を簡単にまとめると。

  1. シンプルで嵩張らない
  2. 見た目がカッコいい
  3. グリップが強力
  4. 耐久性はそこそこ(従来品)
  5. 値段が高い

以下詳細に書いていきます。

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イージーフィッシュグリップ概要

まず初めに、従来品と現行品で違いがあります。サイズ、バネの構造、持ち手部分の素材。その辺が違うようです。

現行品は2022年6月現在、「180mm」「250mm」の2サイズがラインナップされています。中型青物程度までなら180mmでいいんじゃないかと思います。それ以上は220mmをオススメしますね。

今回180mmサイズを追加購入しました。私は普段の釣りでは中・小物メインなので、小さいサイズを選びました。

写真上が従来品の小さい145mmサイズ

このイージーフィッシュグリップですが、従来品はワンサイズ小さい物がありました。この145mmサイズが携帯に便利で、そちらをメインに使用していました。

ロック構造はこんな感じ。

2段階ロックがあり、更に閉じると爪が凹凸の裏側に回り込み開きます。

ロックを解除して自動的に開く幅は上の写真くらいです。実際に魚の口をつかむ時は、少し自分で広げる感じになりますかね。開くのは片手でも難しくは無いと思います。

重量は116gでした。

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従来品との違い

こちらが現行品のバネですね。

従来品はこのような構造でした。現行の方がシンプルで高耐久なのが見てわかりますね。

従来品の145mmは87gでした。

腰巻きタイプのライフジャケットや、フカセ釣りのベストにぶら下げておいても気にならない重さです。

従来品のロックは一段回。

現行品ではグリップが滑り止めタイプになっています。

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まとめ

薄くて嵩張らないので、ライフジャケットやベストにぶら下げておくのにも最適です。またタックルボックスに入れておくのも場所を取らなくていいですよね。見た目が重厚ですが、そんなに重くない点もいいです。

ただ注意点があって、グリップが強力すぎる為、リリース前提ならオススメはできません。挟む力がかなり強力なので魚の口に確実にダメージが残ります。キャッチ&イート派はいいと思います。

私は主にフカセ釣りやミニボートで使っています。フカセ釣りの時はベストにぶら下げてますね。チヌ・グレ・マダイを掴むのに小さいサイズが丁度いいです。以前チヌを素手で掴んでいてエラ蓋で縫うレベルの傷を負って以来、フィッシュグリップを使うようになりました。必須アイテムです。

あと、結構ラフな使い方なんですが、グリップしたまま水くみバケツに魚ごとぶっ込んで血抜きしてます。釣り上げて魚をまず掴んで、フックをペンチ等で外して、そのままエラをナイフで切ってバケツにIN。そしてグリップを持って取り出して、ナイフで締める。という流れをミニボートでやってます。一々グリップ外すの面倒なので、このスタイルが楽で安全ですね。シンプルな構造で汚れが蓄積する隙間とかが無いので、こういった使い方もできます。オススメはしませんが。

そんな感じでかなりラフな使い方をしていますが、極端に錆びたり壊れたりは何年も無いですね。ただ海水にドボンと浸けてしまう場合、洗浄&かしめ部への注油は必須だと思います。

以前従来品の大きい方が一度、捻れたか何かで持ち手の片方が曲がってしまい、ロックできなくなった事はあります。よっぽど強い力を掛けない限り曲がることはまずないと思うんですが、何故か一度そうなっちゃった事がありますね。

速攻壊れたダイソーフィッシュグリップ

そんな感じで、値段が高いけどシンプルで見た目もよくて嵩張らない!という点にメリットを感じるならオススメできるグリップだと思います。

フィッシュグリップなんて今日日、ダイソーでも売ってるんですけどね。ただ上の写真のダイソーのフィッシュグリップ、2ヶ月程度でご覧のように、持ち手?のプラ部分が割れて壊れちゃいました。やっぱ安かろう悪かろう?単に外れ個体だった可能性はありますが。

ちなみにこの手のグリップではボガグリップが最上級なのかな?いつかそちらも購入してみたいですね。