これが寒チヌと言うものなのか・・・渋い。
日中に向かって下げ潮のタイミングで、下げ潮が極端に悪いポイントに入り。おまけに長潮で全然流れずまるで湖のよう・・・ただ風がほとんど無かったのはよかった、雨はふってましたが。
コーヒーとリポDとレッドブルを補給しつつ、釣れるまで釣ります。
釣行データ
釣行日: 2018年2月10日│場所: 愛媛県大三島│天候: 雨│
潮: 長潮│満潮: 13:00頃│水温: 10℃
今回のコマセ
[V9徳用1袋+米糠(煎3キロ)+パン粉+オキアミ6キロ]
米糠でコマセの増量を試してみよう!
と思って、米糠を炒った物を3キロ混ぜてかさ増ししてみたんですが、結構いい感じでまとまり、そこそこ投げれました。パン粉は要らなかったけど。それにV9じゃなくてもっと粘るチヌ用の集魚剤の方がよかった気がします。もしくは、この前JAで買った飼料を入れるべきだったか・・・米糠と飼料とアミエビでめっちゃ安上がりなコマセができるやん、今度試そう。
オキアミは6キロも要りませんでした。1角の半分の1.5キロくらいあればよかったかな。考えなしに変色しちゃってたやつをぶっこみましたが、もったいなかった。と言うか、集魚力重視でアミエビにすればよかったかなー、それにもっと重いコマセにすべきだった。
夜明け前から開始、下げ潮が釣れない
今回下げ潮がよくない釣り場に入りました。
こういう釣り場って定期的に、
「あそこ下げはダメだけど、本当にダメかもっかい確認しに行こう!」
みたいな衝動にかられて、定期的行っちゃうんですよねぇ。ダメ元精神で行くんですが、釣ってる途中に「やっぱダメやん・・・」となりテンションが下がっていきます、バカなのかなぁ・・・
7時前が満潮だったので、その辺りに期待して夜明け前からコマセ撒き始めてやってたんですが、満潮前もダメでしたねー。
でも下げ始めから2時間程度経った時に30cm前後が1匹釣れてくれました、こいつが来なければ心が折れてました。
5時間に1匹ペース
10時に1匹釣れて、以降5時間まるで釣れず。
厳密に言えばクサフグ2匹とメバル2匹は釣れましたが・・・。
上げ潮になれば釣れるだろうとタカをくくっていましたが、釣れず。満潮から1時間程で緩やかに潮が切り替わり始めて、2時間程で完全に切り替わり、時刻は15時。暗くなるまで間もないので焦ります。
ウミネコがコマセを拾う
ところでこの日は、撒いたコマセにウミネコが寄ってきてたんですね。1羽が朝から晩までずっと居て、たまにお仲間がきて3羽くらいがコマセを拾ってました。
もしかしてこいつらが居るから釣れないのでは・・・?
そういえばチヌ研究で有名な海野徹也さんも、チヌは上空の鳥を警戒しているとか、シマノTVの動画で言ってた気がするし(あれは浅い河川での話しだった気もするけど)、水深3メートルも浅い内に入るかもだし、この日は長潮の影響か澄み潮だったし・・・
などと考えながら60m程流してまして、そろそろ回収するかーというタイミングで道糸の上にウミネコが泳いでたんですね。
道糸で下から引っ張り上げて驚かせてやろう!
と思って思いっきり合わせたら、手応えが。ウミネコにヒットしたかなと思ったのも一瞬、道糸がウミネコから外れていたので、あれ?と思って手応えを確かめてみると、生命反応が、
食ってるやんけ・・・
アタリが全然わからなかったですが、食ってました。41cmのいい型です。しかし飲んではなかったのでほんとに偶々、偶然でした。
奇しくもウミネコに助けられてた形になってしまった・・・
その後ウマヅラハギを1匹追加、チモトの上に5Bのガン玉を打って超アタリ感度重視にしてたら釣れました。暗くなる前に撤収しようと思って、17時前に納竿にしました。
今回の釣果
朝から晩まで粘って3匹、まあ釣れたのでよしです。
胃の中と真子をチェック
2匹とも胃の内容物これだけです、海藻・・・
コマセ食ってないじゃん!
ええー!?マジで?
一日中撒いてたコマセは意味なかったというのか・・・。しかし潮はかなり緩かったし、ウマズラはオキアミをパンパンに食ってたので底には届いてたはず、なのに1匹も食ってない。釣れた2匹はただ回遊中のを引っ掛けただけだったのか?今回のコマセでは集魚効果がなかったのか?米糠がダメだったのか?それとも寒チヌって本来こんな感じなんだろうか?経験が浅いのでわからないことだらけです。
くそう、もう寒チヌ攻略するまでずっと2月が続けばいいのに・・・
真子はこんな感じ(写真上のやつはキモ)、41cmの方は小さいタラコくらいはありました。
ウマズラは肝醤油で刺し身かなー。
今回使用したタックル
ロッド:NFT ベイシス 極翔 1号