以前釣り仲間に借りて使ってみたナイフが良さげだったので、試しに買ってみました!
『フィッシュナイフ 2型+F フッ素塗装』ギャラリー
インプレ
ナイフは色々使ってきましたが、バタフライナイフ?は人生で初めて購入しました。
研ぎに関して
箱出しの状態ではビックリするくらい切れませんが、これはナイフあるある。
研いで刃をつけようとすると、フッ素コートの意味がなくなってしまうので、刃先を付ける程度がせいぜいといった具合です。
基本的にフィッシングナイフというものは、切れ味を重視しているものは少ないように思います。海でのラフな使い方を想定した場合、あまりキレッキレに研いでおくと刃こぼれしてしまいます。磯場等で貝をほじったり、基本海で何にでも使うという想定なら、刃は切れ味よりタフさが優先でしょう。
なんにせよ、切れ味を求めて買うナイフではありません。
魚の鱗をとったり腸を出したりするのは問題ありません。ただ小魚を捌いたりするのは結構シンドいですね。
耐久性、使用感
刃とグリップの接続部分は、購入時ではガタも無くしっかりとした物でした。しかし接続部分のピンの素材が弱いため、刃に横から力を加えてやるとピンが伸びて刃がグラついてきます。今回研ぐときにグリップを握って刃を押し付けて研いだりしていたんですが、それだけで刃が結構グラついてきました。ピンを叩いて潰してやれば、ある程度改善されるとは思います。
磯遊びで貝をほじったりするのには強度が足りない感じですね。磯はやはりシースナイフ一択。
ラフな使い方を想定した刃ですが、タフに使うには少し強度不足といった印象です。
オススメポイントと使用用途
このナイフの一番の特徴は、グリップがしっかりしていることです。
コンパクトさなら、折りたたみナイフでこれより小さい物はいくらでもありますが、コンパクトゆえにグリップがいまいちになってしまいがちです。
その点、このナイフはかなりしっかりとした握り心地です。
鱗をとったり頭を落としたりといった作業で力が入れやすいので、刃はそこまで切れなくても楽に作業することができます。
フィッシングナイフという括りですが、使用用途を細分化するならば、このナイフは中型(30cm~80cm程度まで)の魚の処理に最も適しているといった感じですかね。
販売終了?につき、新しい物がこちらのようです↓
おまけ
とりあえずこのナイフはフカセ釣り用にベストのポケットに入れておこうと思います!
以前フカセ釣り用に『baladeo Papagayo Skinny Folder』というナイフを買って使っていたんですが、これすんごいコンパクトなので、今はライトゲーム用になってます。
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