いい潮があれば足元でも釣れるんですよ!【しまなみ海道釣行】

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フカセ釣り
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月末は金がねえぜ!!

ってことで、ETCマイレージを消費して近場の生口島にきてみました。

この日は強風の予報だったので、風裏になる橋の下に入ってコッパでグレ釣りの練習したかったんですが、先行者が居らっしゃったので断念。流石に8時前に来たのは遅すぎたか…

と言うわけで!強風も吹いてる事だし、風の中でうまいこと流す練習でもしますか〜って事で適当な堤防にIN!

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今回は「サンヨーナイロン APPLAUD ナノダックス ショック リーダー」も試していく!

最近は気持ちがグレモードに入っちゃってるので、この日も四国西南部でのクチブトを想定して釣りをしていきます。

まあ…ここで釣れるのはクサフグかチヌかマダイくらいなんですけども。

四国想定といっても上モノ竿はシンドいので、「がま磯 スーパープレシード02-53」を使用。

リールは「シマノ 21テクニウム C3000DXXG SR」

ラインシステムはメインラインがPEで、サンラインのオールマイトの0.8号。リーダーは強風を想定して(実際この日は強風でしたが)フロロカーボンの1.75号を10m、FGノットで接続し、サルカンを結んでいます。

そして今回試したかったのがこちらのハリス!

ハリスというかショックリーダーですが、「サンヨーナイロン APPLAUD ナノダックス ショック リーダー」です。

これ1.2号0.185mmで7ポンドも強度あるんですよ。そして比重がナイロンと一緒で1.14。ナノダックスがナイロンとどう違うのかは…まあよく知らないんですけども、ナイロンともフロロとも違うラインみたい。

要は、フロロカーボンの比重は1.78なので、それに比べると沈みにくいハリスという事ですね。軽いフロロみたいなもんです。

何故これを使ってみたくなったか?というと、浅場や水温がまだ高い時期のグレなんかは比較的浅い棚で釣れる事が多いと思うんですが、フロロを使うと入りすぎてしまう所を、このハリス(厳密にはショックリーダー)ならゆっくりと上から沈めていけるんじゃないかなと思い至りました。

まあ、ハリスの角度くらい道糸張って調整せーや!みたいな気もするんですが、流れがある所はそれでもいいんですけど、くっそ緩い所とかほぼ無いような所は道糸を張ってもハリスの角度が浅くできない訳で・・・それならはじめからゆっくりと沈むライン使ったらよくね?みたいな感じで試してみようと思いました。

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それでは釣っていくぅー!

今回は堤防先端に釣り座を構えて東に向いているんですが、後ろからフォローの西風がビュンビュン吹いてて、しかも潮は沖の本流に引かれる形で堤防の根元側、西に向かって流れているという・・・ちょっと一癖あるような潮ですね。

足元から堤防の根本側に流そうと思って試してみたんですが、どうも堤防根本までいくと引かれ潮の更に引かれ潮によってまた堤防足元までウキが戻って来るという、クルクル回ってるクソめんどい潮だったので、こりゃ沖に仕掛けとコマセを投げて当ててきつつ馴染ませて、手前に来た所で釣るしかないな~ってことで、食わせのポイントは足元から竿1本半か2本くらい先に設定。

大体写真の赤丸くらいの所で食ってきましたね。超近いけど、一度潮上に投げ入れてから馴染ませて足元まで寄せてるので、ある程度タナは入ってます。

水深は分かんないですけど、底がうっすら見えているのでまあ2ヒロくらいでしょうか。

ハリスは2ヒロ半とっているんですが、基本ノーガンで軽いハリスで入れてるので、実際に入っているタナは多分・・・感覚では1ヒロちょいくらいかな~?といった感じ。

たまに針がなくなったりもしましたが、あまり餌取りは酷くなかったですね。

水温も20℃を下回ったので、ここからが釣りやすくなる時期ですね!しかし手のひらのチヌはちょこちょこ釣れました。これとフグが餌取りですね。あと何かわからない生オキアミを小さくしてくる謎の餌取りも居ました。スズメかな?

35cm前後のチヌもポツポツ上がりましたが、上で釣ってるとちょっとサイズが小さい感じですね。

底に練りエサを入れたらどうだ?と思って偶に入れると、やっぱり良い型が釣れるんですよね。やはり底で釣ると型が安定して良いですね~。

ちなみに今回使用しているウキはシマノからこの前発売になったゼロピッドDVCのタイプBの0を使用しています。

フロロを10mもリーダーで入れているので、DVCシリンダーをいっぱいに開いても挿し餌が馴染んだら超シブシブくらいでした。潜る潮にハリスが取られたらズブズブと入っていくような感じですね。

それにしても足元だからウキがよく見えますが、これ実際磯とかに行って逆光だったり沖狙いだったりすると、「見えん!!」とか言ってすぐに棒ウキに変えちゃうんですよね~。笑

ラインアタリも好きですけど、やっぱウキが入る所が見たい!

白波も立ちまくりで手のひらのチヌが鯉のぼりになっている時も一瞬ありましたが、まあ風速は常時4m前後?くらいですかね。瞬間最大は7とかかもしれませんが、常時7mなら帰ってるレベル。

風速って結構みんないい加減な体感で捉えてる人多いんですよね。予報だけみて、今日は7mの中で釣りをした!という人を見かけますが・・・実際に測ってみる事をおすすめします。意外と、「結構強い風だけど、風速だとこの程度なの?」ってなると思います。

私は6年ほど前にデジタルの風速計を買ってずっと測ってました。2000円もしないので結構オススメ!

ちなみに白波が立つのは潮と風の向きがぶつかっているからです。強風でも潮の流れと同じ方向に風が吹いている場合は、あまり白波が立ちません。

これによって、風のある日は沖を見ただけでどちらに潮が流れているかが分かりますね。

上げの時合が終わったのか、反応が無くなってきたので一工夫する必要を感じる・・・

小針にして練りエサをフォールで入れてみます。

貫チヌはこの前釣具屋さんで見かけたので、久々に買ってみました。

フォールさせつつ、底まで入ったら引き上げてまた落とし直して・・・を繰り返していたら、ラインがピュン!と入るアタリでヒット!

小針なので慎重にやりとりして、上がってきたのは40cm・・・はないか!でもこの日では良型のチヌでした!

今回はコマセいっぱい使っちゃったので、8時スタートで11時半には空になってしまいました。

という訳で撤収!お疲れ様でした~。

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まとめ

今回の釣果はこちらー!

全部お持ち帰りしました。湯引きして辛子酢味噌で頂く!

25cm以下も二匹居ますが、針飲んじゃって引っ張ったらエラが傷ついちゃいましたのでお持ち帰り。美味しくいただきます。

まあ今回は色々試せたので良かったです。

自作の棒ウキの飛行姿勢もチェックできたし、何よりナノダックスのハリスが超使えたし強かったので最高でしたね!グランドマックスFXよりも全然安いし、今後は使い分けていこうと思います!

釣行データ

釣行日: 2024年11月30日│ 場所: 広島県尾道市 生口島(しまなみ海道)│ 天候: 晴れ(強風)│ : 大潮(2日目)│ 水温: 19℃