イカはスルメ(小)ばかり!そしてサバ祭りじゃい!

今シーズン初のイカメタルに行ってきました!
場所は大田。
5月は数は少ないけど大剣が~みたいな感じで聞いていたんですが、今回型は出ませんでしたね~。
ちなみに今回使用したリールは「シマノ 25オシアコンクエストCT 200HG」
このリール、最初はイカメタルにはゴツすぎるかな?と思っていたんですが、かなりコンパクトなので、イカメタルでもめっちゃ普通に使えました。
サバがダブルで掛かってもゴリ巻き余裕な剛性も相まって・・・まじで最強!買ってよかった~。今後はこれで近海の釣りはなんでも行けそう!

では当時の状況を説明します。
水深35mで潮はそこそこ流れてました。40号でラインが斜めになる程度。
魚探には底少し上くらいから20mまでベイト反応が出ており、ベタ底には少しベイトの隙間があり、船長いわくイカが居るならベタ底のベイト反応が少しだけ空いたスペースとのこと。
実際は時間経過と共にこのベイトの状況になっていったんですが、基本的にイカのヒットレンジは終日、ベタ底~20mくらいでした。
そしてスルメイカが多かったですね。
メタルだろうとオモリグだろうと、鋭くシャープにレンジを刻んで探っていくと、必ずスルメイカの反応がでます。ただし人差し指より少し大きいサイズが多いのか、アタリが頻発する割になかなか掛からない状況。
ラトル入りのエギに変えてみると顕著にアタリが出るようなタイミングもありましたが、これもスルメ。
特に、底から20mのベイトの群れの上部でステイさせていると、必ずと言っていいほどスルメからの反応がありました。
ケンサキも居るには居るんでしょうけど、レンジがバラバラ。1匹釣れたとしてもあとが続かない状況。

なんとかスルメを避けて釣ろうと頑張ってみるんですが、なかなかうまくいきませんでした。
左舷側にいたんですが、5人中4人がモンゴウイカをヒットさせてましたねw
状況的には渋いのかなんなのか、ちょっと判断がつかなかったです。居て食わないのか個体数が少ないのか。
まあそもそも、釣座が固定されている釣りというのは、居る前提でゲームを組み立てないと話にならないので、「居ても抱いてこない」という状況だと思って釣るわけですけど・・・お遊び気分で行っていた私は全然準備ができてませんでしたね!
基本的に渋い時って、ありとあらゆる、できる限りの事をするしかないんですが、例えばメタルからオモリグに仕掛けを変えるとか、オモリグでもリーダーを細くしてみるとか、スナップを嫌ってるかもしれないのでスイベル付きのエギに直結してみるとか、効くかどうかも不明だけど、やれることって考えつく限り沢山あるんですよね。
まあでも・・・実際に現場では面倒くさくて、仕掛け交換すら億劫になってるのが現実なんですよねぇ。笑

とりあえず居るのは居る、しかしなかなか触ってこない。
そんな状況でひたすらロングステイだったり、シャクらずにフワフワ上下させた後ステイを繰り返して、なんとか掛けるものの・・・魚に盗られちゃうんですよね~。
いや、今回不思議なんですけど、何故か私の釣座だけ何回も魚に盗られたんですよ。
真下に根が有ってハタ系が待ち構えてんのか?って思ったんですけど、底付近の32mくらいで掛けてから、高速巻きで16mまで上げた所で盗られたりね。これ絶対タイやんけ・・・みたいな事が起こってました。なぜか自分だけw

そして10時くらいからかな?潮が緩んだのか、イワシみたいな小魚が湧き始めて、それを狙ってとんでもない量のサバが押し寄せてきました。
2.5号以下のエギはフォールも許されないレベルのサバ地獄でしたね。
ちなみに後半は表層からベタ底までオールレンジ全部サバが彷徨いてました。
とりあえず、こんな面白そうな状況・・・遊ばにゃ損損ってことでね~。ジグヘッドワームを持ってたので、オモリグのシンカーを外して先端にワームつけて、足元に・・・エイッ!って投げたらもう・・・簡単に釣れる!笑
いや、これはこれですごく面白いんですよね!私はこういうサイトの釣りがホントに大好きなんですよ。気を抜くとイカそっちのけでずっとサバを釣ってしまうレベル。
でも流石にサバも食べ切れないので、遊ぶだけ遊んだらちゃんとイカ狙ってましたけども。
一応動画も撮影しておいたので置いておきます。
いや~これ、普段オカッパリばかりの人がこの状況に遭遇したら楽しいでしょうね~。自分も初めてアジとかサバとかがこんな感じに沸き立ってたのを見たときはね、イカそっちのけで表層のアジ釣ってましたもん。笑

ま、そんなこんなでイカは大剣が出ず、ケンサキも数が6匹くらいであまり良くはなかったんですが、仲間とワイワイとサバ釣ったりして遊べたので楽しかったですね!
あと、私はリグとしてはメタルが大好きで、今までずっとメタル一筋だったんですが、そろそろオモリグもやってみようかな~って事で、今回スピニングとベイトの両方を試したり、色々やってました。
オモリグ用のスピニングロッドも仲間から貰っちゃった!なので今後はオモリグも色々研究していこうかな~と思います。
とりあえず、今回分かったオモリグについての事!40号を明暗までキャストするには、ロッドのバットパワーがかなり必要!って事がわかりました。30号くらいならぶん投げられるんですけど、40になるとなかなか厳しい物がありますね~。まあロッドパワーによるんでしょうけど、感度とトレードオフになりそうなので、使う号数に合わせたパワーの物が複数ある事が望ましいですね。
あと、船の真ん中くらいで釣ってると、真正面くらいにしかぶん投げられないんですが、アンダーで放ると6ftでも長い気がしますね。
あとオモリグはリグの構造上、イカがシンカーを持ち上げてまでのアタリってなかなか出ないと思うので、抑え込むアタリ一辺倒になる気がします。
あと、まったく調べてもないし、やってる人が居るかも知らないんですけど、遊動のパイプ天秤を使えば、シンカーをボトムに置いた時に遊動でアタリを拾えるので、例えばですけど、今回みたいに渋い状況で、ボトムに特に根掛かりするものが無いような時、尚且つ船がクルクル回ってない時という条件もプラスされますけど、そういった時にシンカーを置いてラインテンションだけティップに乗せてアタリを拾ったらどうなんの?みたいな事を現場で思ったんですけど、どうなんでしょう?
基本渋い時って、アオリの感覚でいうとボトムだと思うんですけど、ツツイカもボトムステイさせてたら効くよ~みたいな状況って無いんですかね?
基本的にイカってボトム放置で抱いてくるってなかなか無い特殊シチュエーションなんでしょうけど、ボトム付近でフォールさせてる状況っていうのは、イカってめっちゃ反応出るときがあるんですよね、まあアオリの話ですけど。
オモリグで明暗の向こうまでキャスト、その後ボトム。シャクってテンションフォール、この繰り返しで真下まで持ってくる。この時に遊動天秤だと渋い時のアタリ出やすいんじゃないの~説!
基本的に浮かせてりゃどんな重いシンカーでもロッドに重さが全部乗ってるので、そりゃアタリは出るわけなんですけど、明確にアタリを出させようと思ったらシンカーの重さが無い方が出るよね~という、当たり前の話。まあボトムだけで有効な手かと思いますが。

無駄話に筆が乗ってしまいましたが、釣果の続き。
サバは塩焼きにして食べたら美味しかったですね~。脂がほどほどに乗っていてジューシーでした!

んで、サバの胃の中はこいつがパンパンに入ってました!
こんなん食ってりゃすぐに脂が乗って、死ぬほど美味しいサバになるに違いない。まあアジの方が良いんで、今度はサビキでも持っていってアジも狙ってみたいと思います!
釣行日: 2025年5月18日 │ 場所: 島根県大田市│ 天候: 曇り │ 潮: 中潮(小潮前)│ 水温: 18℃