ダイワの2020年8月の新商品『エメラルダス タクティカル サイバッグ(B)』を購入してみました!
『エメラルダス タクティカル サイバッグ(B)』は『エギマット付きポケット』を活かす『仮止めフラップ』が超絶便利!!
ダイワの新商品の中にこのバッグを見つけたので速攻予約して購入してみました。
今までサイバッグ(A)は使っていたんですよね。
それが今回新しく?なって『エギマット付きフロントポケット』という、エギをいい感じに収納できる機能がついたようなので、それ目当てで購入してみました。
こちらがその『エギマット付きフロントポケット』です。
文字通りフロントのポケット部分に、エギを引っ掛けられるマットが付いています。便利そうですね~。ちなみにこのマットは取り外し可能です。
2.5号のエギだと7個収納できました。
しかしエギマット付きのフロントポケットは確かに便利そうですが、でもこれだけだったら正直購入はしなかったでしょう。
ならばなぜ購入したのか?
その決め手がこちらの……
仮留めフラップ!
これですよ!フロントのポケットをいちいちファスナーで開け締めするのではなくて、マジックテープで仮止めできるようにしてあるんです!
こんな感じ!
いや~これはGJでしょう!正直この仮止めが出来なかったら、ただの残念ポケットだった気がしますからね~。こういった着眼点は素晴らしいです。個人的にはこういった商品開発はシマノのもんだと思ってましたが、ダイワもやりますね!それともやはり監修したヤマラッピ氏の発案なんでしょうか?
あとファスナーもサイバッグ(A)の止水ファスナーに比べたらだいぶ開け締めしやすくなっています。自分は以前からダイワの各種商品のファースナーを「開け締めしにくいんじゃ!」とディスって来ましたが。こちらはいい感じに片手で開け締めできます!すごい!
まあサイバッグ(A)とは素材が違うのであれですけどね。というよりコンセプトがちょっと違いますかね?こちらの商品は防水性はそこまでって感じに作ってありますが、サイバッグ(A)の方は「ゴリゴリの雨の日でもガンガン使ってくれよな!」みたいな素材になってますからね。もしかして、そういった点で2つの商品を分けてるんですかね?まあ単純にサイバッグの新型って感じで(A)は廃盤なのかもしれませんが。
収納スペースは大まかに2つですね。フロントのポケットとメインの大きいポケットです。仕切りである程度は中で分けてありますが、ぶっちゃけ薄い物しか入らないので、メインポケットは2つと考えてもいいでしょう。正直小物を収納するには大雑把すぎて使いにくいですね。
この点に関しては、シマノのレッグバッグの方がかなりよく出来ていると感じます。あちらは立体的な構造で収納スペースを重ねて作ってあるので、コンパクトな割に色々収納しやすいんですよね~。
小物の収納が微妙だったので、ダイワの『モバイルホルダー(A)』を取り付けてカスタムしてみましたが……う~ん。いいっちゃいいけど、スマートさに欠けるかな~。保留で。
ちなみに取り付け自体は簡単。サイドの調整ベルトの横にドンピシャの枠が設けてあるので、こちらに差し込んで取り付けできました。ちなみに『モバイルホルダー(A)』はS・Mの両サイズどちらも取り付けできました。
こんな感じで収納してみました!
私的収納アイテムをちょっと紹介してみます。
フロントのポケットにはその日に使いそうなエギを入れておきます。よくあるカラビナ付きのエギカバーを適当なベルトとかに付けておいても便利なんですけどね。でもあれ、歩く時にカチャカチャ音がしてなんか嫌なんですよね~。夜の堤防に響くし。
エギマットの反対側の収納には、マイクロワインド用にAqua WaveのSpark40のクリアカラーと、デジタルスケールを入れています。
Spark40はJAZZの尺ヘッドの5g7g10gと一緒に持っておけば、エギングロッドでデイゲームのカサゴやメバルなどのライトロックフィッシュが楽しめるのでオススメです。
外側のファスナーの収納部分にはスナップと水温計とリーダー。あとイカ締めを入れています。
リーダーはケチってシーガーのお徳用を入れてるのでスマートさに欠けますが、なんにせよお得なので……。
外側のマジックテープでとまっている収納スペースには、イカやゴミを入れておく為のゴミ袋を入れておきます。ゴミ袋は何かと便利なので必需品ですね。
たまにタコとか釣れたら、ゴミ袋に手を突っ込んでタコを掴んで、ゴミ袋をくるっと裏返してキュッと縛れば、タコを触らずに捕獲できます!イカは平気だけどタコはダメって人、居ますよね。
メインの大きいポケットにはエギホルダーとジグやワームを入れたケース。そしてスマホとカメラを入れています。シーバス用のプラグもケースに入れて収納したかったんですが、あんまりパンパンに詰めたくなかったのでエギケースに一緒に入れてます。
ベルト部分に第一精工のノットアシスト2.0を吊り下げています。
大体家でリーダー組む時はFGで、現場ではノーネームかオルブライトノットで組むことが多いです。でもやっぱFGで組んでないと不安になりますよねぇ……なりませんか?
まあこんな感じで収納して、総重量大体1.6キロくらいですかね。
ジグとかどうせ使っても2つくらいなので減らせばいいんですけど……あれもこれも持っていきたい!ってなりません?荷物減らすのってかなり考えますよね~。まあその辺り考えてる時も楽しいんですけどね!
他のレッグバッグとの簡単な比較
さて、今回のサイバッグ(B)ですが、(A)と比べてどうでしょうか。
個人的には断然使いやすくなったので、新しい(B)推しですね。ただやっぱり気になるのが、防水性能ですね。
私は雨の日なんかは喜んで釣りにいっちゃうので、防水性能が割と大事です。本体の素材やファスナーなどを比べてみると、やはり(A)の方はかなり水に強そうです。
もしも雨の日もサイバッグ(B)をガンガン使おうと思ったら、中に入れる物に一工夫必要でしょう。
ちなみに今回パッキングした物は、大抵は濡れても良い状態で入れているので、仮にバッグの中までビショビショになっても大丈夫なように工夫しています。
カメラは防水ですし、スマホ防水ケースに入れておきます。ジグやワームを入れているケースはパッキン付きの防水仕様です。デジタルスケールは防水ではない物なので、ダイソーのチャック付きポリ袋に入れています。できればエギケースも防水の物にしたかったんですが、やはりソフトな素材の方がかさばらないし、軽いので。やっぱ防水仕様にすると何でも重くなるんですよね~。
まあ濡れて帰ったら全部出して乾燥は必須ですけどね!
さて、シマノのレッグバッグと比べるとどうでしょうか。
個人的にはこれ、かなり甲乙つけがたい感じですね~。
シマノのバッグはホントにスマートで、収納スペースもよく考えて作られていて、すごい使いやすいんですよ!ちなみに左足用と右足用があるので、購入するときは気をつけてください!
ただ、サイバッグ(B)の『エギマット付きフロントポケット』。こいつの魅力が強くて、今の所若干サイバッグ(B)の方が使い勝手がいいかな~と感じています。ただやはり小物の収納とか考えたらシマノのバッグは最強ですよ。立体的にレイアウトしてあるポケットはホント素晴らしいです!
ただ、シマノのバッグはメインの大きいポケットにエギホルダーは入らないですね。一番小さいのなら入るのかもしれませんが試してはないです。
今までシマノのレッグバッグには、エギにカバーをつけてメインのポケットに直入れしていました。でもそのまま無造作に入れちゃってると、エギの羽が曲がっちゃうという問題点が発覚したんですよね。この点の解決策を考えると、やはりケースに入れてからポケットにINする形になるのかな~ってなっちゃいますよね。でもそれだったら、ダイワのサイバッグ(B)の『エギマット付きフロントポケット』は最高じゃないか!?って思ったんですよね~。
まとめ
これからの秋シーズンはテンポよくランガンして釣っていく展開が多くなるので、できるだけ動きやすい装備が最適だと思います。個人的には、ショルダーとかウエストバッグよりも、レッグバッグが一番体にフィットして使いやすいと思ってます。地磯のランガンで体動かしたりしてると特にそう思いますね。そして付けたまま車に乗ったりもできるので、ポイント移動にも面倒がなくていいと思います。
今レッグバッグを買おうと思ったら、こちらの『エメラルダス タクティカル サイバッグ(B)』は普通にオススメです。いやマジで、『エギマット付きフロントポケット』と『仮止めフラップ』はマジでいいと思うんですよね~。ジャラジャラぶら下げてたカラビナホルダーともおさらばできますし。スマート!
でもぶっちゃけ、シマノのレッグバッグもかなりオススメではあるので、そちらの記事の方もぜひ覗いてみてください!!