SPORTYAK245(bic245)を1ヶ月使ってみた感想

まとめ記事
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SPORTYAK245(bic245)で、今の所1ヶ月ちょいで6回程出船しました。毎回乗る度に様々な改善点が出てくるんですが、現状で分かっている事などを紹介してみたいと思います!

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SPORTYAK245(bic245)

基本的にSPORTYAK245は一人用のボートとして使用しているので、2人乗りでの感想はありません。

最初はこんな小さいボートで大丈夫なのかな?と不安に思っていたんですが、サイドフロートの影響もあってか、かなり安定しています。不安に感じたことは今の所ありませんね。

船内もそこそこスペースがあって、広々とまではいかないですが、上手く活用すれば窮屈ではない程度の広さはありますね。

それでは、以下項目毎にまとめたのでご覧ください。

サイドフロートは必須か?

まず初めにサイドフロートが必須かどうかですが、これは確実に有ったほうがいいです。

無くても走行には問題ありませんが、有るならそれに越したことはありません。安定感が違います。

仲間は今の所つけてないんですが、重心が端に寄った時に極端に船が傾きますね。自分は小さなサイドフロートをリアに取り付けているだけですが、これだけでかなり違います。ミニボートでは立つのはご法度なのは分かっていますが、ぶっちゃけ凪の海なら立っても余裕ですね。端っこに立っても安定しているので、オシッコとかめっちゃしやすいです。

ただ重ねて言いますが、凪の海だけです!!不意の波でバランスを崩したりするので、ミニボートの上で立つのは非常に危険です。

あとこのサイドフロートを取り付けることによって、付属のオールがかなり使いにくくなりました。緊急時にスムーズに漕ぐのが難しくなると思います。具体的には、漕ぐ時にサイドフロートのフレームの角くらいに当たってしまうんですね。もうちょっとオールの受け金具の高さがあれば、そのままスムーズに漕げるのかなと思います。もしくはフレームをもっと小さくするかですね。

エクステンションハンドルは要るか?

エクステンションハンドルは要るかなと思って購入していたんですが、正直要りませんでした。これはサイドフロートやクーラーの重量バランスありきの話になるかと思います。

まず、基本的に船の中心よりややリア側に座る感じで落ち着いたので、ハンドルには余裕で手が届くんですよね。最初は船外機の重量を打ち消してバランスをとるために、船の真ん中かちょっとフロント寄りに座る必要があるのでは?と思っていました。しかし45Lクーラー(本体だけで7キロ)を船首に固定することによって、中心よりややリア寄りに座ったほうが、走行時のトリムがいい塩梅になる事が分かりました。具体的に言うと、走行時にバウがちょっと上がってる状態ですね。多少波がある状況でもスプレーが掛かりにくいです。ただこのバランスについては、サイドフロートも大きく影響していると思います。

スズキの船外機 DF2はどうなのか?ホンダの空冷と比べてどう?

まずエンジン物なので個体差があるかと思いますので、その点ご注意ください。

自分はスズキのDF2を買って使用しているんですが、今の所バッチリ快調快適ですね。スタートも一発始動ですし、メンテナンス性も素晴らしくいいです。

仲間が購入したホンダのBF2もいいですね。諸々の作りはこっちの方がしっかりしているな~と感じます。なにより帰ってからエンジンフラッシングが必要ないというのが素晴らしいメリットですね。

ただ、慣らし運転が終わった段階でエンジンオイルを交換したんですが、ホンダはドレンボルトがハンドルの上くらいにあって、オイル抜く時に本体に掛かっちゃうんですよね。この点だけはダメだと思いました。

走行中の音に関しては、ぶっちゃけ違いがそこまで無いかな~って感じですね。ただ実際に乗ってると違うのかも。今度仲間と船外機を交換して、音やパワーや燃費を比べてみたいと思います。

比較記事を出しました↓↓

フラッグとロッドを立てる位置はどこがベストか?

これについては個々人で好みがあるかと思いますが、ロッドは基本的にリアのフラッグの横にまとめて立てるのがいいと思います。基本的にボートに何か立てておくと、ロッドの取り回しが難しくなるんですよね。左舷で仕掛け落としたんだけど、右舷側に入り込むから船首をぐるっと回したい時とか。短いロッドで青物掛けて、船の下に突っ込まれて船底で擦れそうになるから、反対側にロッドを回したい時とか。こういう時にサイドやフロントにロッドを立ておくとかなり邪魔ですね。

フラッグは安全のために絶対に立てておくべきなので、どうせならロッドはこの横にまとめて立てておいた方がいいのかな~と、今現在は思っています。左舷側でしかロッドを出さない!と言うなら、右舷側に色々立てておいてもいいんでしょうけどね。

船底の保護は必要か?

今まで牡蠣殻がついたスロープや砂浜から出船しましたが、結構船底が傷つきますね。

砂浜は別にいいんですが、牡蠣殻がまずいです。ピリーっと彫刻刀で掘ったような傷がついてしまいます。長く使おうと思うなら船底の保護はしたほうがいいと思います。

今現在何もしてないんですが、今後調べていい感じの素材があれば取り付けたいですね。

椅子はどんな物が快適か?自作?

これも人それぞれだと思います。

自分はある程度高さがあり、カッチリとしたシンプルな形の方が姿勢が変えやすく、楽かなと思いました。

今現在適当な椅子を改造して、テストしながら使っています。

↑今現在のプロトタイプはこんな感じ。

船内の底部分はスリットになっているので、この溝に合った物が必要なんですよね。このプロト椅子はリサイクルショップで買ったカウンターチェアーだったと思うんですが、軸をカットして低くした上で、角パイを溶接して船のスリットにガッツリハマるようにしています。プロトなのでまだ塗装も角パイのメクラもしてないんですが、もうこれで殆ど最終かなって感じですね。

椅子の下側をボックスにして収納にも活用しようかと考えたんですが、割と椅子の下側って足を入れたりとかするんですよね。クルッと回る時とか、足を中に入れて回ったりしますよね。船内が狭いので、逆に収納よりも足元の快適さをとるべきかと思って、あえて空間を残しておきました。

あとこの椅子は背もたれが高くてしっかりしているのが良いんですよね。

背もたれが高いと寄りかかったり出来るので、姿勢のバリエーションが増えて快適です。長いことボートに乗ってると、エコノミー症候群とまではいかないですが、足伸ばしたいな~とか、そんな感じになりますね。そういった時に背もたれに寄りかかって足を伸ばしたり色々できます。

椅子の高さも足のだるさにはかなり関係してきます。椅子が低いと膝がお尻より高い位置に来てしまうんですよね、これを長時間やってると個人的にダルくなりますね。もうすごく立ち上がりたくなります。

その点、椅子に高さがあり、膝とお尻が横から見て水平になっていて、膝が直角に曲がるくらいになっていると、余りだるくありません。船首にクーラーを乗せておくと、背もたれにもたれ掛かりながら、足をクーラーに乗せて伸ばしておく事もできます。

また空調服を着ている時も、意外と椅子の具合が重要となります。

腰の左右あたりにファンがあると思うんですが、アウトドアチェアのような沈み込む椅子に座っていると、ファン部分が押しつぶされて空調服内に空気が循環しないんですね。その点、背もたれが高いL時タイプの椅子の場合、普通に座っていても空調服があまり潰れません。そして背もたれに肘を掛けて横向きに座ると、椅子のLの角部分に空間が出来るので、空調服が100%潰れず機能します。これは文字だけではちょっと伝わりにくいかと思います。

あと椅子とセットでゲルクッションは個人的には必須ですね。

汚れが意外と落ちにくい?

SPORTYAK245(bic245)の材質は「HDPE 高密度ポリエチレン」という材質らしいんですが、汚れがちょっと落ちにくいですね。水を弾いてない感じです。

今の所高密度ポリエチレンに対して、どんな洗浄剤やワックスを使えばいいのか分かりません。もっと水や汚れを弾いてくれたらいいな~と感じています。

魚の血等の汚れは、布で拭くだけで落ちるんですけどね。まあボートなので、よくわからない汚れとかいつの間にか付いているんですよね。

あまりに頑固な汚れがあったので、スコッチブライトで磨いてみた事があったんですが、何故か磨いた所だけめっちゃ水を弾くようになりました。これはちょっと謎です。でも撥水性が持続するようなら、全体をこれで磨いてみてもいいかもしれません。無論自己責任で。

その他の必需品、あったら便利な小物など

  1. 「ウエス」
    これはどの釣りにもほぼ必需品ですね。船の中が締めた魚の血塗れになったりしたのを拭いたりとか、様々な事に使用します。
  2. 「水くみバケツ
    これは水が大量に船内に入った時にかき出すのにも使います。ダイソーで売っている自動停止しないタイプの電動石油ポンプでもいいんですが、やはりバケツは何かと便利です。血抜きにも使いますしね。海に投げ込んでおけば簡易的なシーアンカーになるかも?
  3. 「スカリ」
    やはり釣った魚をポイポイと入れておくのにはスカリが便利ですね。そのまま血抜きにも使えますし。
  4. 「アンカー」
    必需品ですね。いざ船外機が動かなくなったりして助けを呼ぶ状況になった時に、アンカーを降ろして流されないようにして待機しておくのが望ましいですね。釣りで使うかと言えば、今の所流す釣りばっかりしているので必要性を感じません。でもエギングとかする時はアンカーを落として釣った方がやりやすいかなと思います。
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まとめ

今現在のボートと艤装、小物などの感想というか、思っている事はこんな所ですかね。まだ1ヶ月程度の初心者なので、今後大幅に艤装の変更などもあると思います。

自分はあまり艤装はゴテゴテにしたくない派です。準備と撤収が楽なので。シンプルな艤装を心がけています。でも今後はロッドホルダーとかもつけたいし、船底の保護もしたいし、なんだったら全塗装もしたいんですよね!

まあ拙い内容だったと思いますが、ボートをこれから始めたいな~って人に、何かしら参考になればいいかな~と思います。

今後もボートネタ出していくと思うので、そちらの記事もご覧になってみてください!

ミニボートの最新記事はこちら!

コメント

  1. 匿名 より:

    ミニボートは楽しそうでいいですね
    私は小さめの釣り船はあるんだが出航するのに色々ロープだなんだとめんどいのでw

    • 釣り船お持ちなんですね〜!羨ましいです。笑
      ミニボートは車に乗っけて何処からでも出船できるのが良いところですが、あまり沖に行けないという事もあり、普通の船が羨ましくも思いますね〜。

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