16ベイシスはシマノの磯竿の基本調子!というコンセプトで、2016年に発売されました。
私が購入したのは翌年の2017年の2月でした。大体5年半使ってきました。
16ベイシスには初代Xガイドが搭載されているのですが、これが当初から評判がよくなかったんですね。ラインの抜けが悪いと不評でした。
翌年だったかな?平和卓也さんが何かの動画で、「糸抜けが悪いと言う批判がある」みたいに言われていて、「いやいや、分かってんならアップデートしてくれよ〜」みたいに思った人も少なくないと思います。確かすぐにXガイドはバージョンアップして、次代の物が出ていたはずです。
しかし私は初心者でしたし、ラインもナイロンの1.5〜1.75号という太くない号数を使用していた事もあり、「ライン出にくいって何の話?」みたいに思っていました。
実際、未だにIM・C-IMSG、現行Xガイドを比べても、重量以外の違いがあまり分からない程度の腕です。以前2号以上のモノフィラメントラインを使ったときに、少し違いが出てるかな?と感じた程度でした。
↓22ベイシス入魂の記事はこちら!!
「ベイシスの1.5号でいっか!」というシーンが多かった
私のホームエリアは瀬戸内(芸予しまなみエリア)。そこで磯竿の1.5号なんて、一般的に見ればかなりのオーバースペックです。
でも「何でも捕れるし扱いやすいので、ベイシスでいっか!」といった感じで選択することが多かったですかね。
そして結局の所、「どういった場所で何を狙うのか」「どういった使い方をしたいか」の2つで考えた場合、1.5号、あるいはそれ以上の号数が合理的である事も多いと思います。
「足場が低い場所でグレが足元に突っ込んじゃう!」
「35cmくらいまでの数釣りで、タモ入れが面倒くさいんで全部ぶっこ抜きたい!」
「本流でマダイを狙う!」
とかですね。
チヌ狙い等で、釣趣に重きを置く釣り方は、それはそれ。曲がる竿楽しいですしね。まあブランクスの反発が完全に無いのは好みじゃないですが。
余談ですが、軟すぎる竿って、”竿”でやりとりしてるってより、ブランクスの曲がり切った背の”突っ張り”で魚を寄せる感覚になっちゃいます。的外れな事を書いてるかもしれませんが、そんなイメージ。
そんなこんなで使い込んできたベイシス。思い出に残っている釣行をピックアップしてみました。
5年半の釣果をピックアップ
他にも色々あったと思うんですが、記憶に残っているのはこんなところですね。
まとめ
ベイシスはいい竿!
ラインメンディングの時とか、仕掛けを操作しているときは先調子っぽいので扱いやすいです。魚を掛けると曲がるんですが、胴調子ではなくて、ブランクスの真ん中辺りが少し頑張ってから胴に入る感じ。
ただ、バット部分の最後の最後の絞り込みの時はかなり勇気がいりました。
「もう絶対折れる〜!」って所から、更にもう1段階曲がりこみます。それを考えると、100%近くまでスムーズにブランクスを曲げられる訳では無い感じがしますね。もう折れる〜っ所が95%だとしたら、あと5%近く曲げるには、かなり勇気がいる感じ。
自分は磯竿もロクに扱ったことのない初心者からベイシスを持ってました、なので、「竿って何処までが限界なのかな〜」とか、明確に分からなかったりしてました。手元に伝わってくる「もう折れる〜」みたいな限界っぽい所はわかるんですけど、本当にそれが限界なのかな?って感じで。
なので保証書がある内にと思って、折れるのを覚悟して、スプールを手で抑えて、太ハリスで曲げてみたことがあります。まあ結果として折れなかったんですけどね。自分が思ってた以上に胴まで曲がったので、かなり衝撃的だったのを覚えてます。
そんなこんなで思い出いっぱいのベイシスですが、今後もちょこちょこ活躍してもらう予定です!
ちなみに22ベイシスは1.2号530を予約しています。1.5号にするか迷ったんですけどね〜。16があるので1.2号にしてみました!楽しみ!
↓22ベイシス入魂