2018年7月に追加でラインナップされた「エメラルダスMX 711LML-S・E」を予約してゲットしてたんですが、ようやく秋イカ相手に使うことができたので、去年メインで使っていた「エメラルダスMX 83ML-S・E」と使い比べて見ました!
条件
なるべく同条件にしたかったんですが、リールいちいち付け替えるのもめんどくさいし・・・すばやく交互に使ってみたほうが違いがより分かると思い、リールは違いますが、2タックル揃えて交互に使ってみました。
711LML-S・E
ロッド : エメラルダスMX 711LML-S・E
リール : シマノ 16 ヴァンキッシュ 2500HGS
ライン : PE 0.6号
リーダー : フロロカーボン 1.5号
711LML-S・E
テンションフォール時のコントロールを意のままに行うことができる高感度「メガトップ」を採用。操作性を重視した7フィート11インチのレングスにティップはL、バットをMLに設定することで、2.5~3号のエギを使用したリズミカルなジャークでイカを誘うことが可能。繊細なティップは潮流の変化や小型イカのイカパンチも感知し、秋のランガンエギングに最適なモデル。 ダイワ公式サイトより引用
83ML-S・E
ロッド : エメラルダスMX 83ML-S・E
リール : シマノ 12 エクスセンスCI4+ C3000HGM
ライン : PE 0.6号
リーダー : フロロカーボン 1.5号
83ML-S・E
1.8号~3.5号までのエギに対応。ティップには感度と強度を備えた「メガトップ」を採用し、小型イカのイカパンチでもしっかり捉えることが可能な繊細且つ高感度設計。 ダイワ公式サイトより引用
エギの使用感(1.8号~3.5号)
1.8号、2号、2.5号、3号、3.5号のエギを使ってみての、両ロッドの使用感です。エギはすべてヤマシタのエギ王シリーズ。
1.8号
711LML-S・E
使いやすいサイズ、キャストもエギの重みを十分に感じられ、ティップに乗せたキャストもバッチリ。シャクリ中は、上の号数に比べてエギの存在感をあまり感じないが、それでもちゃんと存在感がわかる。
83ML-S・E
使いにくい、711LML-S・Eを使用した直後の為か、やたらロッドが重くゴツく感じる。使えることはもちろん使えるが、快適ではない。
2号
711LML-S・E
キャストもシャクリもやりやすい、ティップに乗せたキャストもバッチリ。まだ少しロッドに余裕はある感じ、エギの存在も十分感じられる。
83ML-S・E
キャストもエギの重量を感じられ、ちゃんとロッドが曲がって投げられてる感じがするが、まだロッドが強い。
2.2号 追記 : 2018年9月11日
711LML-S・E
2.2号で8gのエギですが、バッチリでした、やりやすい!
711LML-S・Eで2.2号のエギを使った釣行記事はこちら↓
2.5号
711LML-S・E
ベストマッチ。ティップに乗せたキャストもペンデュラムキャストもバッチリ。シャクっててエギの存在感が気持ちいい。
83ML-S・E
使いやすい。711LML-S・Eと違った意味でマッチしている。711LML-S・Eがエギの存在をバッチリ感じ取れ、自由自在にエギをコントロールできるような感覚に対して、こちらは711LML-S・Eより操作性を少しマイナスして、頼もしさがプラスされた感じ。
3号
711LML-S・E
3号もティップに乗せて投げられる、シャクリも余裕。思ったより問題なく使用できる。常用してもいい号数。
83ML-S・E
かなり使いやすい。83ML-S・Eは2.5号と3号がかなり使いやすい印象。
3.5号
711LML-S・E
ティップに乗せてのキャストはきつい、できないことはないが。シャクリも重い。3号が割といけた感じだったが、3.5になると急にキツイ感じになる。
83ML-S・E
ペンデュラムキャストは余裕、ティップに乗せたキャストもいける。ただちょっとキャストがダルく感じる。ベストマッチよりちょいオーバー気味。
エギの使用感まとめ
使いやすい(キャストしやすい、しゃくりやすい)エギの号数は、711LML-S・Eが2号から3号(2.5号が個人的にベストマッチ)。83ML-S・Eは2.5号~3号になります。
2.2号などは使ってないのでなんとも言えません。そのうち使ってみて追記するかもしれません。
吊り下げテスト
711LML-S・Eで水を入れた500gのペットボトルを吊り下げてみました、かなりギリギリですが持ち上がります。これ以上は怖くてちょっと無理な感じですねー。ちなみに、500gで胴長20cmくらいのようですが、これに胴体内の海水がプラスされるので、その辺りのサイズの抜き上げはかなり厳しいと思われます。
両ロッドの違い
スペック的には711LML-S・Eのほうが、5g軽くなり、11cm短くなり、先経が0.1細く、元経が0.5細くなっています。詳しくは公式へ。
基本的にこの2本のロッドは「別物なんじゃね?」というくらい違う感じがしました。ファーストインプレッションの記事で書いた、「83ML-S・Eはギリギリエギングロッド、711LML-S・Eはギリギリライトゲームロッド」という持った時の印象が、まさに使用してもそのままでした。
上に、使いやすいエギの号数を書きましたが、使いやすい号数というだけで、「そのロッドの特性によって感じるその号数の使用感」というのはまた別の物の様に思います。
まあ簡潔に言うと、
83ML-S・Eは「頼もしい秋イカ万能エギングロッド、春もギリ行けるかも!」
711LML-S・Eは「秋イカオンリーで最高の感度と操作性!春は無理かも!」
みたいな感じですかね~。
2019年9月6日追記
711LML-S・Eで春アオリの1.3キロはドラグ効かせながらですが釣り上げることができました!寄せてくるのも割とキツく感じませんでしたね。
総まとめ、どちらかオススメするなら
これは断然「711LML-S・E」をオススメします。
まずね、軽い!
83ML-S・Eと交互に使っていて感じましたが、操作性が全然違う。キャストからシャクリまで、すべてが1段階軽いです。やはり軽さは正義・・・。その分、根掛かった時にロッドをあおったりだとか、そういった時に不安を感じるのは感じますね。あと抜き上げがやはり不安です、↑の吊り下げテストでも書きましたが、胴長20cm程度はまず抜き上げるのは無理でしょうねぇ。83ML-S・Eで「もう折れてもいいやチクショー!」って感じで限界ギリギリの抜き上げだったのを覚えています、なので711LML-S・Eでは間違いなく無理だと思われます。タモ必須ですね。
711LML-S・Eに合うリールの手番は、シマノでは2500~3000番ですかね。ハイギアでハンドルが長ければやりやすいと思います。今回、ヴァンキッシュ2500HGSを合わせてみましたが、ハンドルがもう少し長ければもうちょい快適だったのかな?という感じでした。
しかし、もはやライトゲームロッドですね。まあL(ライト)だからそりゃそうなんですが、メバリングロッドとかアジングロッドとか、ギリそっちの範囲に入ってるといった感じですね。
はい!まあこんな感じでね、下手くそな比較説明でしたが。
まあ兎に角、この2つの内、オススメするなら絶対に711LML-S・E!
という結論でした!
『エメラルダスMX 711LML-S・E 』インプレ記事はこちら↓↓↓
『ダイワ 20 エメラルダス AIR AGS 711M-S』インプレ記事もどうぞ↓↓↓
コメント
胴長20センチは抜きあげ無理でしょうか?
711で20cm抜き上げできます!結構曲がりますが24cmまで抜き上げたことがあります!
お返事ありがとうございますm(__)mまさかお返事頂けるとは思ってなかったです。
記事大変参考になりました!
抜き上げだけがネックだったんで購入に前向きになれそうです!
今年の秋からアオリイカ釣りに誘われ(2回目)でまぐれ1匹ゲットw
一緒に行った仲間も良く、永く遊べる趣味になるだろうと言う感想で
自分で選んだ竿で釣りたいと色々と調査した結果
83ML-S・Eと悩んでいましたがインプレを読んで711LML-S・Eしか無い!!
と、思いポチリました
まだ、届いてはいませんが想像するだけで楽しみです
711LML-S・E インプレありがとうございました。
コメントありがとうございます!
そして一匹目、おめでとうございます!!
711LML-S・Eは秋イカにピッタリですよ!春イカでもキロアップを難なく上げた実績もありますし、短くて軽いので取り回しもよく、色んな釣りにも使えます。
これから冬に向けてアオリイカもどんどん大きくなります。711LML-S・Eでガンガン釣って楽しんでください!