Amazonでコスパがいいと評判のPiscifun(ピシファン)のCarbonXというリールを買ってみました!
Piscifun CarbonX3000+3000S
今回CarbonXの3000番+シャロースプールセットを購入。使用用途はシーバスやブッコミ釣り。車に積みっぱなしで使用後にいちいち洗う予定は無し!
外観・機能
リール本体はしっかりとした黒い袋に入っていました。
後はシャロースプールにハンドル、調整用ワッシャーとステッカーと取扱説明書。
本体は落ち着いた黒色。触ってみるとしっかりとした作りで品質の高さを感じ取れます。ローターやベールアームのガタつきもありませんでした。ベールアームを閉じるときはカチンと音がして気持ちよく閉まります。
デフォルトではハンドルキャップが右側に装着されており左巻き仕様になっていました。
ハンドルはねじ込み式で折りたたみできるタイプ。
サイズはシマノのC3000とほぼ同じ。
ディープスプールのラインキャパ。
逆転スイッチは搭載されています。
ラインストッパーは丸型で引っ掛けやすいです。
重量
本体+ディープスプールの重量がこちら。公式には227gですが、個体差もあるでしょうし測定器も家庭用の物なので 。個人的には許容誤差の範囲です。
シャロースプールを付けると7g程重くなります。
ドラグ音
ゴメクサスのハンドルノブに交換可能
ゴメクサスのハンドルノブも使用できます。
感想・印象
シーバスに使用してみたので感想を少しだけ。
35cm前後〜50cmちょいまでのセイゴ・ハネを10数匹釣った程度ですが。
巻き感・剛性
まず空巻きで巻いてみた感想ですが「滑らかだけど軽いと言うわけではないな」といったのが率直な感想です。使っていくうちに本体内部のグリス等が馴染むなどして巻き感も軽くなってくれないかな~とも思っていますが。
しかし別に重すぎる訳ではないので、普通にストレスなく使用できます。
ルアーを引いている時や魚をゴリ巻きしているテンションが掛かっている状態の時でも、ゴリ感や引っ掛かりもなくスムーズです(この個体は)。50cm程度のシーバスをゴリ巻きで寄せましたが、リールが歪んで巻きにくい等も一切なかったです。
ドラグ
ドラグに関しては出だしがスムーズとは言えませんが、出始めると一定のテンションで引っ掛かりなく出てくれます。可もなく不可もなくといった感じです。
耐久性
耐久性については現時点ではわかりませんが、少なくとも鳥の巣のようなこの”nest”スプールは、シャフトから本体内部への水の侵入を防ぐことはできないように思います。シールドベアリングやグリスがそれの対策なんでしょうか?
まとめ
評判通りコスパのいいリールだと思います。
今回は巻きの釣りしかしてませんが、エギング等のシャクる釣りでも十分使えるレベルだと感じました。まあ流石にシマノのクイックレスポンスシリーズみたいな巻き出しの軽さはないので、その辺りに快適さを見出している方からすればちょっと厳しいかもしれませんが。
あと2000円程プラスすればナスキーにも手が届くんですが、個人的にはねじ込み式ハンドルではない16ナスキーよりも、こちらのCarbonXのほうがいいと思います。超個人的偏見ですが、リールを買う最低限の条件はねじ込み式ハンドルです。供回り式は構造上新品でも多少はガタがありますし、負荷を掛けていくうちにどんどんガタが酷くなってきます。シーバスのようなリールに負担がかかる釣りをしていれば尚更です。なのでいくらドラグがどうのギヤがどうのと言っても、ハンドルがガタつけばそれだけで残念なリールだと感じてしまいます。その点CarbonXはハンドルのみならず、各可動部にもガタつきがほとんど無く、カッチリとした作りで好印象です。
あとこのリールは替えスプールが通常価格1550円で売られているのがかなり魅力的ですね。(2019年11月21日現在)
手頃な値段で確実な品質のリールで買って損はないと思います。
自重が165gの1000番も気になっているので、そのうち購入してみたいと思います。購入しました↓
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コメント
はじめまして、ファミリーフィッシング用にピシファンを検討しています!
ローターブレーキが付いていないようですが、キャスト時に勝手にローターが回転して邪魔になることはありましたか?
コメントありがとうございます!
キャスト時のローターの回転ですが、ラインを指に引っ掛けてベールアームを上げて、振りかぶったタイミングでローターが回転しようとします。しかし指にかけたラインがアームにあたりストッパーの役割をしている為、ローターそれ以上回らず、キャストするのに問題がない角度にローターが保たれているという状態になっています。という訳で、「キャスト時にベールアームが変な角度に来てしまってキャストできない・キャストが失敗する」というような事は、自分が使用した範囲では無かったですね。
フェザリングについては、ローターが回転することによってアームが邪魔な位置に来てしまう事が多いですね。キャスト後に反対の手でスプールを包み込むようにするタイプのフェザリングだと、割と気にはならないかな~って感じです。しかしキャストしてそのまま中指をスプールエッジに当ててのフェザリングだと、フェザリングが出来ない事が頻発してかなりストレスだと思います!
後はブレーキが無いことによってベールアームが勝手に戻ってしまう事もあるらしいので、今ロッドにセットして空振りして試してみました。確かに角度と強さによってはベールアームが戻ってしまう現象も確認できました。実際は指に引っ掛けたラインによって閉じないとは思うんですが、キャスト時のラインリリース直後にそれが起きてしまう事が想定できます。ライン放出と同時にベールアームが閉じてしまって、バチン!と切れたりといった事がもしかしたらあるかもしれません。
実際、私個人今まで使ってみて特に気になった事やトラブルは無いんですが、ぶっちゃけサブタックルなのでそこまで使い込んでおらず、なんとも自身がないです。笑
とても丁寧にご説明頂きありがとうございます!大変参考になりました!