[Boa修理] シマノのゴアテックスの磯靴のBoaシステムを自分で修理! [FS-175N、29cm大きいサイズ]

釣具DIY
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シマノのゴアテックスの磯靴なのですが、片方の靴のBoaのダイヤルがなんか硬い!

内部のリールにワイヤーがちゃんと巻かれずに噛んでる感じ。手で引っ張り出してみると、ワイヤーの一部がボロボロで被覆が剥けそうになってました。しかし修理に出すと高い・・・。

自分でできないものかと調べていたら、Boa自体の修理パーツは注文できて、自分で簡単に修理できるとの事だったので、自分で修理してみました!

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適合するパーツを注文

品番の「FS-175N(29cm)」でシマノのサイトを見てみると、ありました。

L4というダイヤルが使われているようなので、Boaスペアパーツストアで「L4パーツキットブラック」「ロウパワー専用レースパック ブラック」を注文。ちなみに支払いは代引のみでした。

2018年12月25日 追記
Boa補償制度を利用すれば、破損したパーツは無償で交換品を受け取れます。
詳しくは別の記事を書いたので、よろしければこちらの記事も合わせてご覧ください。
2018年12月25日 追記
2018年12月19日に問い合わせたところ「ロウパワー専用レースパック ブラック」は在庫切れだそうです。また、在庫復活の見込みは現在のところないそうです。

今回はレース(ワイヤー)も交換なので、長さをシマノのサイトののPDFで確認してみたところ、29cmのレースの長さが載っていない・・・ 

まあ他のサイズから推測するに、28cmが105cmなので、それに+5cmくらいで110cmくらいかなーと考えていたのですが。そういや交換前のやつを測ればいいじゃんと気付き、測ってみたらやはり110cmでした。

追記 2020年1月19日
靴にレースの長さの表記がありました。

「L4パーツキットブラック」には、専用工具と1mのレース(ブラックとナチュラル)が2本付属しているようですが、レースが110cm必要となると足りないので、L4ダイヤルに適合する「ロウパワー専用レースパック ブラック」を必要な長さにカットして使います。

シマノの表を見て、レースの長さが1mで足りるサイズなのであれば、パーツキットだけで済みますね。大きいサイズはホントに不便です。

しかし、もしかすると1mのワイヤーでも問題ないかもしれません。試してはいませんが。

追記 2019年3月7日
1mのレースでも問題ありませんでした。

簡単にまとめると

FS-175N(29cm)のBoa修理の為のパーツは「L4パーツキットブラック」と「ロウパワー専用レースパック ブラック」が必要で、レース(ワイヤー)の長さは110cm必要です。

追記 2019年3月7日
レースの長さは1mでも問題なかった為、L4パーツキット付属のレースで問題ありません。

ちなみに、注文時に間違えてL4ダイヤルに適合しないレースを注文してしまっていましたが、「このレースはL4ダイヤルには適合しないレースとなります。このレースに適合するシューズのスぺア分としてのご注文でお間違いございませんでしょうか。」と、わざわざ確認のメールを頂きまして、間違えたので変更してください、とメールを送ったら即時対応して頂けました。サポートが本当に親切で助かりました、ありがとうございました!

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部品が到着したので確認

郵送の代引で届きました、「L4パーツキットブラック」と「ロウパワー専用レースパック ブラック」です。

L4パーツキットです、写真右のやつは専用工具ですが、これは独自の専用工具というわけではなく、一般的なトルクスドライバー(T6)です。ホームセンターにも数百円程度で普通に売ってます。

説明書が付属されていました、絵だけの解説ですがわかりやすいです。

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Boaシステムの交換修理

まずダイヤルを外します。ダイヤル中心の穴に専用ドライバーを差し込み、山が噛み合ったのを確認して、少し押しながら反時計回りに回します。そこそこ固いです。

外したダイヤルの裏側です。

これがレースを巻き取るリールです。写真で確認できますが、左側のワイヤーがボロボロになっています。変なところに挟まってて巻き取れなかったんじゃないかなーと思います。レースがキレイだったらそのまま組み直して使えたと思います。ダイヤルもバラしてみたら問題なさそうだったので、実際は交換用のレースだけで修理できてましたね、まあ予備ということで。

交換前のレースをハサミなりニッパーなりで切断して取り外します。そして新しい交換用のレースを110cmにカット、それを元通りに靴に通していきます。左右の長さを揃えるのがポイント。

側面の穴に通していくのですが、切断したレースの先端はナイロンの被覆がひっかかりになって全然通りません。なので、ライターなどで先端を少し炙ります。少しずつ炙りながら先端がクルッとなるくらい。そうすると断然通しやすいです。これを思いつかなかったら相当時間をとられていたと思います。

全部通し終わったら、先端をリールに通して、説明書を見ながら上の写真のようにします。難しそうですが、やってみると意外にも簡単にできました。爪で輪の膨らみを押さえながらやるのがポイント。

歯車が表向きになるようにリールを靴本体にセットします。後はダイヤルをネジの締めすぎに注意しながら取り付ければ完成です!

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まとめ

所要時間15分くらいで交換修理することができました。釣具屋からメーカーに送る手間や、修理手数料を考えると自分で交換する方が早いし安いです。

修理パーツも2日程度で届きましたし。それにBoaシステムの構造も理解できました。バラす手間も全然かからないと分かったので、今後のメンテナンスもマメにできそうです。

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